盲腸 ⇒ 私は中年になってもマダ盲腸になってないんですが!

盲腸というと、かなりの人が経験済みだと思います。
私は中年になり腹が出てきたので、盲腸になって 腹を切るのが
不安です。 昔お相撲の横綱で盲腸になって死んだ人もいるから!

盲腸と通常言ってますが、正式には 虫垂炎(ちゅうすいえん)です。
虫垂とは右下腹部にある盲腸から出ている細長い器官なんだそうです。
虫垂に炎症が起きている状態のことを言います。
虫垂炎は旧来盲腸炎(もうちょうえん)と呼ばれていた時期があり、
これは昔、診断の遅れから、開腹手術をした時には既に虫垂が化膿や
壊死を起こして盲腸に張り付いて、あたかも盲腸の疾患のように見える
事があったためのようです。

若年者から高齢者まで幅広く発症し、男女差はみられないそうなんですが
盲腸が起こる年代として一番多いのは、10・20代だそうです。

原因としては
固まった便虫垂糞石異物が虫垂に詰まって虫垂炎を引き起こす
こともあるが、多くのケースでは原因は特定されないそうです。

 その症状
盲腸の症状としては、初期は 一般的に右下下腹部の部分に違和感を
感じたり、なんとなく痛いかなぁ~という感じから、徐々に痛み増し
時間の経過とともに痛みは みぞ落ちから下腹部全体にかけて移動する
そうです。

治療としては
炎症が軽ければ絶食・輸液管理を行い、抗菌薬投与を行うことで軽快
することも多いそうです。
炎症が重くなると虫垂切除術を勧められるが、その判断基準はケース
バイケースだそうです。
一昔前までは、虫垂炎といえばすぐ手術であったのですが、診断精度が低く
重症例が見逃されるおそれがあったため、手術でさっさと白黒つけた方が
安全だったためだったようです。
現在においても手術が主な治療であることに変わりはないようですが、
診断精度が格段に向上し、また強力な抗菌薬が開発されたことから、
手術以外の治療も行われているとのことです。

まーとにかく、私は盲腸には なりたくないです!