外反母趾 ⇒ 重症は手術が必要!

外反母趾(ぼし)は、足の親指の付け根が内側に傾き、親指が
外側に曲がっている状態をいいます。

靴を履いた時などに痛くて辛い場合があり、保存的療法が効かない
人などには手術がいいそうです。
外反母趾の原因はよくわかっていませんが、体質が一番の要因
うようです。

男性には少ないと思われているが、そうともいえないそうです。
足の指が曲がっていても、日常生活に支障がなければ放っておいても
特に問題はないそうです。

痛みはヒールのある靴や、足に合わない靴を履いたときに起きやすく、
その機会が女性に多いので女性の病気と見られてるそうです。
重症になると、人指しに当たる第二趾や中指に当たる第三趾の関節が
脱臼し、立つだけで痛むことがあります。
中等度くらいまでなら、母趾の付け根の関節を軟らかくしたり、足の筋肉を
鍛える運動療法足底板を用いたりする保存的療法で治療します。
こうした療法が効かないとか重症の場合は、手術が検討されます。
手術は変形した母趾の中足骨を切って軸を正しい位置に戻し、金属で
固定します。 手術時間は30分~1時間、入院期間は2日~1週間で、
3週間くらいで普通に歩く生活ができ、一ヶ月で小走りぐらいはできる
ようになるそうです。 固定した金属くを外すのは大体2ヶ月半後で、
一般には片足ずつ行います。

手術すれば大抵は痛みはなくなり、普通の日常生活を送れるそうです。
体質は変わらないので再発もあり得ますが、長時間でなければヒールの
ある靴を履くことも可能です。

十分な保存療法を行ったのに、まだ日常生活に困っているようであれば、
手術を良いとのことです。
この手術は熟練を要するので足の外科を専門としている医師を探して
治療を受ける方が良いそうです。