脳ドック ⇒ 定期的に受けた方がBest!

人間ドッグで異常が発見されると、生活習慣の改善を指示
されて、より制度の高い再検査をうけるよう指示されます。
脳ドックの場合も同じです。動脈瘤を発見いた場合は、その
大きさと動脈の形状によって手術に踏み切るか、経過を観察
するかの判断をせまられることになります。

通常は5mm以上なら手術それ未満なら経過観察としますが、
成長しているようなら小さくても手術を検討すます。
逆に動脈瘤のできた場所によっては、経過を観察せざる得ない
場合もあります。
手術によって脳の損傷が避けられず、まひなどの障害が残る
場合もあるからです。
また、ものが二重に見えるなどの自覚症状が場合は手術
優先しますが、症状がない場合は患者の年齢や、予想される
後遺障害の度合いのバランスで判断することになります。
例えば、ゴルフをかかさず、日常生活に全く支障がない
にもかかわらず大きな動脈瘤が発見された80歳の男性の
場合、破裂した場合は生命の危険は避けられませんが、
手術をした場合は半身まひなどの重い後遺障害を招く可能性
が高いと予想されます。
長い付き合いのあるケースだと、検査結果と治療の方法を
正確に伝え、自分や自分の親なら手術はしないでしょう。
残りの人生でやりたいことをやった方がいいと助言します。
また、別の医者にも検査結果を見せて意見を聞く
セカンドオピニオンを勧めることでしょう。
年齢が若い場合や扶養家族がいる場合は、より重い決断
を迫られます。
動脈瘤が必ず破裂するとは限らず、瘤が小さいほど手術後
に障害残る可能性は低いからです。
患者や家族とよく話し合うことはもちもん、手術に踏み切る
場合は医師らの技量や経験厳しく問われます
そのためドックを受ける際には、どれだけ脳外科部門が充実
しているか確かめる必要があるのです。