凍傷 ⇒ 朝 運転中 足の先が凍傷に!

それは、朝の気温が 氷点下20℃を下回った日のことでした。
いつも朝は、エンジンスターターでエンジンをかけ、ある程度
温まった状態の車に乗るんですが、この日は エンジンスターターが
効かなかったんです。
車に乗ろうとしたら エンジンがかかってなく 仕方ないので そのまま
のりました。ファンをかけると冷えきってるので、逆に ものすごく寒い
ので最初はファンを切りました。
アクセルを踏むと、ガシっと冷えたものが足先に伝わりました
何分かで足先の間隔がなくなり、(感覚がないのに運転はよく考えると
危ないですよね!)足の指がチクチクとしびれ痛くなってきました
だからといって、今は何かをする方法も無く そのまま運転。
外気温が低いので車の暖房もなかなか暖まりません。
そのうち暖房が温かくなり始め やれやれ。
ところが 今度は足の指先がなんとも言えない感覚に!
そう ちょうど正座いたとき足がしびれることがありますが、
正座をやめたとき、じわじわと血液が流れはじめチカチカとする感じ ・・・
あれのもっと すごいやつなんです。いてもたってもいられない感じの・
会社に着くころには おさまったけど!
これは 完全に一度足先が凍って、その後 解けた状態だと思います。
その後は、足先が少し冷えただけでも 右足の人指し指と薬指の感覚が
なくなるようになりました。たぶん毛細血管が損傷再生できなかったんでしょ
たぶん 第2度~第3度の間くらいの凍傷だったんだと思われます。

凍傷は傷害される深度により下記のように分類されます。

 
第1度 ⇒ 表皮の凍傷(紅斑性凍傷)
       発赤、腫脹、痒み感、加熱後灼熱感、多くは数日以内に治癒。
第2度 ⇒ 真皮に及ぶ凍傷(水疱性凍傷)
       紫紅色、浮腫、水疱、加温後充血、多くは3週間ほどで治癒。
第3度 ⇒ 皮下組織までの凍傷(壊死性凍傷)
       暗黒色、壊死、潰瘍、感覚脱出、上皮化は期待できない。
       皮膚移植が必要。   
第4度 ⇒ 骨、筋までの凍傷
       より深く広範な壊死、後にミイラ化して分異線に沿って脱落。
       切断術が必要。

凍傷は、皮膚に寒冷が直接作用したときに、組織が凍結することに
よって生じる傷害なんです。
極度の低温はもちろん 0℃を少し下回る程度の温度でも長時間
さらされると生じます。
多くは、厳寒下、強風また高冷地で受傷する場合があるそうです。

基本的な治療法として、 凍傷の部分を、40~42度の温湯15~30分
ほど温めます。 水疱のできる第2度以上の凍傷を負ってしまったら
とにかく 皮膚科を受診したほうがよいです。