腎臓がん ⇒部分摘出で なるべく腎臓残すのがBest!

腎臓は腹部の左右に一つずつあり、血液を濾過(ろか)して尿を作る
重要な臓器です。
その尿を作る細胞が がんになるのが 肝臓がんです。

肝臓がん自覚症状は早期には殆どありません
ところが、最近、早い段階で発見されるケースが増えてきているそうです
通常行われている健康診断の尿検査超音波検査で、血尿や腫瘍が
検出され、がんが発見されるそうです。
こうした場合は早期の がんのことが多いとのことです。

腫瘍が がんかどうかは、より詳しい画像検査で診断する必要があります。
がんの検査では通常、針を刺して組織の一部を採取し、顕微鏡で調べる
生検が行われますが、腎臓がんでは がんが周囲へ広がるリスクを避ける
ため、普通は行いません。

腎臓がんは放射線療法や化学療法は殆ど効かないので治療の基本は
手術療法となります。
がんが発生した方の腎臓全体を摘出する全摘出と、がんと その周囲の
組織のみを切除する部分摘出に分かれます。

腎臓をなるべく残して機能を悪くしないことが、生命にも良い影響を
もたらすというデータが示されており、部分切除のできる病状であれば、
部分切除が望ましいという流れになっているそうですが、部分切除の
方が難しい手術になるそうです。


手術の手法には

①入院期間は長いが比較的あんぜんでコストは安い開放手術
②入院期間は短いが手術は難しく、コストが掛る腹腔(ふくくう)鏡手術
③切開を最小にとどめ、両者の長所を取り入れたミニマム創内視鏡下手術
・・・この三つがあります。
ミニマム創内視鏡下手術は、施設基準の認定を受けた病院のみで
受けられるそうです。

肝臓がんの進行は、通常ゆっくりしています。
部分切開か全摘出か、どちらの手術が良いのか、主治医とよく相談する
ことが大切になります。

進行した がんや転移したがんについては、免疫療法に加えて標的療法
という新しい治療法が登場しているとのことです。


新しい治療法については、こちらのサイトをご参照ください!

免疫療法
http://www.j-immunother.com/lp/003.html?gclid=CLPS4tKM2qYCFQL5bgodHjT40Q

標的療法
http://www.seren-clinic.com/p_letter/liver.html