突発性難聴 ①⇒ 突然 片耳が聞こえなくなる

突発性難聴は、ある日突然耳が聞こえなくなってしまう病気
耳が聞こえなくなる程度は、ちょっと耳が詰まった程度の軽いものから、
まったく聞こえなくなってしまうものまでさまざまよようです。
一般的には障害は片耳だけに起こるそうです。
今まで、耳の病気にもかかった事がないような人が、明らかな原因
もなく突然かかることがあります。

40~60歳代の中高年の方に発症率が多そうです。
幼児や子供もかかった例はあるそうです。

私の妻も突発性急性難聴にかかったことがあります。
あるとき、急に耳が聞こえなくなったというので、すぐ耳鼻科に行き
突発性難聴と診断されました。
すぐ来てくれたのでよかった。手遅れになると耳が聞こえなくなる。」
と病院の先生が言ってました。
突発性難聴は難病に指定されているので、治療費は免除されました。
ただし、特定疾患手続きをしなければなりません。

原 因
原因は 今のところ不明
とのことですが、突発性難聴は、内耳にある
蝸牛の神経細胞が障害を起こすためと考えられているそうです。
神経細胞がなぜ突然障害を起こすかは、解明されていないそうですが、
聴神経の炎症などにより発症するなどの原因が考えられるとのことです。
聴神経の炎症は内耳の循環障害や血管障害、自己免疫障害、
ウイルス感染などにより起こるそうです。

症 状
耳に水が入った感じ、膜がはったような感じで ふさがったようになる。
聞こえにくい、聞こえない。自分の声が耳に響いたり、大きな音や、
音楽が頭に響いたり、かん高く聞こえるなどの症状があるそうです。
耳鳴り・ 耳の閉塞感 ・ めまい、吐き気、嘔吐などを伴うことも
あるそうです。

治 療
早期に治療すれば聴力の完全な回復も可能ですが、発症から
四週間以上経つと、蝸牛の神経細胞の傷ついた部分が失われて
しまうため、聴力の回復は難しくなります
最低でも発症して、1週間以内には専門医の治療を受けることが、
必要だと思います。
治療 ステロイド剤、利尿剤、循環改善薬、代謝賦活薬などの、
薬物療法を行うそうです。 治療時は安静が第一とのことです。
薬以外では、星状神経節ブロック療法や高圧酸素療法による
血行改善などがあるそうです。
しかし、この場合 重症のケースの治療は困難とのことです。

とにかく、急に耳が聞こえない、聞こえにくくなったら耳鼻科に行って、
診察を受けるようにしましょう