肝臓をいたわる ⇒ 飲酒しても大丈夫 これさえ守れば!

これから年末年始にかけて飲む機会が多くなりますね!
昔から「酒は百薬の長、過ぎては害あり」 と言われています。
適度であれば 薬、飲み過ぎは 毒と言っても過言ではなく
飲み方によって 天と地の差が現われてくるのでしょう。

お酒は ほろ酔い程度に飲めば、長生の薬になるそうですが、
どのくらいのアルコール量で ほろ酔い(ほろ酔い⇒半酔い)なのでしょうか?
一般的に 「日本酒なら一合、ビールだと中瓶一本、ウイスキーでシングル2杯
アルコール量で 25ml程度です。
この程度だと肝臓に負担をかけない健康的な飲み方で、爽やかな気分で陽気に
相手と話もできるでしょう。 
しかし、それ以上の量を長期間飲み続けると、体を蝕んでいきます。
肝臓に中性脂肪が溜る脂肪肝、それ以上になると アルコール性肝炎、肝硬変
肝臓がん へと進む危険性があるのです。
たま、肝臓だけではなく 尿酸値、血圧が高くなる等 いろいろなところにも影響してきます。
よく「休肝日」と言って 週に1・2日飲まない様にしてる方もいると思いますが、
結局は 1週間に 飲む量の合計で 適量が決定します。
1日 お酒は一合、ビールは中瓶1本、ウイスキーはシングル2杯。
1週間で お酒は7合、ビールは中7本、ウイスキーはシングル14杯と
多い日があれば 少ない日を作り 帳尻を合わせることが、肝臓をいたわる飲み方のコツです。
多くても この2倍以下にとどめてください。

昔は「酒を多く飲んで、飯を少し食らう人は命短し」と言われてましたが、
実は「酒を多く飲んで、飯を多く食らう人は命短し」今はこうです。
実際 カロリーの多いものを沢山食べながら、濃い酒をガブガブ飲んだら
体にいいわけはありませんね。

口腔、食道、肝臓などの がんは、飲む量に比例して増えると言われています。
体のためには「ほろ酔い(半酔い)」 を守ることがポイントです。
このことを 頭の隅にでも入れ 今後の人生を有意義に過ごしましょう。