逆さ まつげ ⇒ 2歳過ぎても治らないと?

逆さ まつげは幼児に多く見られ、たいていは2歳ごろまでに治そうですが、
2歳を過ぎても改善しない場合は 眼科で受診し経過観察をすると良いという
医師からのアドバイスがあるそうです。

逆さまつげは 正式な病名目瞼内反症(がんけんないはんしょう) または
睫毛内反症(しょうもうはんしょう)言われ、まぶたが内側にに向かって発育
してしまうために、まつげが角膜にあたってしまう病気。

乳幼児は鼻筋が低く、目のまわりの筋肉が発達していないため筋力が弱く、
逆さ まつげになりやすいのですが、歩くようになると運動量が増え、それに伴い
顔の筋肉も発達してくるので、おおむね70~80%は2歳ごろまでに治癒するとのこと。
2歳を過ぎても治らない場合は、眼科で受信し経過をみたほうが良いそうです。
4~5歳を過ぎても治らない場合は治療の対象となります。

特に まぶたの逆さまつげは 絵本を読むなど下を見る機会が増え、
角膜を傷つけ、ごろごろする違和感やまぶしさを感じるようになるなどの
支障があります。

治療の基本は手術で埋没縫合術という手術を全身麻酔をかけて行い
1~2日の入院で済み、傷口もほとんど見えなくなります

再発するケースもあり、肥満児は注意が必要。
肥満になると 下まぶたが膨らんで内側に向きやすく 逆さまつげになりやすいので
予防・再発 両方の面で 肥満は避けたほうが良いです

目の病気というだけでなく、性格形成などにも影響をする場合もあるので
就学前に治療し適正な対応をすることが大切です。