水虫の正体って ⇒ カビだったて知ってますか?

医学的に水虫が確認されたのは、欧米では19世紀の終わりごろとされており、
1890年代になって初めて水虫の研究がスタート。1910年ごろ「カビ」によって
起こる病気であることがわかったそうです。

水虫とは、簡単にいうと足の裏や足の指の間、手のひらに「カビ」が寄生して起こる病気のこと。
皮膚のいちばん外側の角質層に寄生するカビに「皮膚糸状菌(ひふしじょうきん)」
と呼ばれる種類があります。その代表が「白癬菌:ハクセン菌」。この菌は列車が連結したような糸状の形をしており、この白癬菌(はくせんきん)こそが、水虫の正体なのです。

水虫というと 私は、足に指の間という印象が強いんですが、
(実際 私もその部分が水虫ぎみなんです。)
体のいろいろなところに発生するらしいんです。
水虫は同じ白癬菌(はくせんきん)でも発症する部位によって名前が
うんだそうです。

①頭部白癬(シラクモ)
②体部白癬(タムシ)
③手白癬(手の水虫)
④股部白癬(インキンタムシ)
⑤足白癬(足の水虫)
⑥爪白癬(爪の水虫)

シラクモ、タムシ、インキンタムシ。これらはみんな白癬菌が原因なのだそうです。
 

水虫の撃退

水虫の薬をぬるうえでいちばん大切なことは、毎日根気よくぬり続けること
 白癬菌(はくせんきん)は長生きなので症状がおさまっても治ったと思ったら
ダメなようですよ。 1ヶ月間はぬり続ける ことが大切だそうです。
最近の水虫薬は1日1回塗るだけで効くというものが増えているので、
昔とくらべればラクみたいですね。
さらに効果的なのは、お風呂上がりにぬること
入浴後のふやけてやわらかくなっている皮膚に成分が浸透しやすいそうです。
「入浴後の水虫薬タイム」を習慣づけとよいそうです。