長寿の食事 ⇒ 粗食長寿は否定された

人間の寿命は110歳を少し超えた位が限界とされているそうです。
今のところ 116歳がほぼ間違いない最長寿者らしいです。
100歳以上まで生きた百寿者は寿命のエリートで、食生活や栄養に
興味が集まるのは当然と言えるでしょう。

日本の第一回目の百寿者の総合調査は、1972~73年に行われました。
百寿者は復帰した沖縄を含めて全国に405人いたそうです。
某研究所が、このうち100人を対象に訪問調査を行いました。
百寿者の摂取熱量は1000キロカロリーと少なかったが、これは体格が
小さいことによるもので、食事内容は好き嫌いが無く、なんでもバランス良く
食べていたそうです
大きな特徴は、総熱量に占めるたんぱく質の割合と、タンパク質全体に
占める動物性たんぱく質の割合が、国民の割合を大きく上回っていたことです
これは粗食長寿説を否定する結果となりました。

その後に行われた健康・体力づくり事業財団の全国調査同様の結果がでて、
粗食長寿説は再び否定されることになりました。

金縛り ⇒ 幽霊の仕業では無い、その理由!

体が動かない、声が出ない、耳元で誰かがささやいている。
 ~ 就寝中に襲われる金縛り。
意識はあるのに体がいうことをきかず、締め付けられたような
圧迫感からこう呼ばています。
中世のヨーロッパでは悪魔の仕業と考えられていたようです。
原因は不規則な生活やストレスにより睡眠のリズムが乱れることにあります

金縛りに関する文献は古くからあり、世界中の人が経験していて、
西洋では悪魔や魔女の仕業とされ、日本では金縛りを仕掛ける妖怪などの
伝承が残っています。
金縛りが迷信ではなく医学的な原因があると解明されたのは 1920年以降
のことで、脳の働きとともに睡眠の性質、深さなどを測れるようになってから
のことです。

睡眠には体は眠っているが脳波は覚醒に近い状態のレム睡眠と、
脳波の活動が低下して体も眠っている状態のノンレム睡眠があります。
ノンレム睡眠は眠りに入るとすぐに表れ、以降レム睡眠と交互続き、
朝方にレム睡眠が表れて寝覚めの良い朝を迎えます。
夢を見るのはレム睡眠のときです。
ところが、夜遅い時間や朝方に眠る、昼間に仮眠を取る、就寝時間が
定まらないなどで睡眠のリズムが乱れると、入眠時にレム睡眠が出る
場合があるそうです。
金縛りが起きやすいのはこのときです。
脳波は覚醒に近いパターンを示していても、実は夢を見ていて、
体を支える大きな筋肉が緩んでいるので体を動かせない、
と言うのが金縛りです。

金縛りの初発年齢が中高生くらいに多いのは、受験勉強による不規則な
生活、睡眠不足、ストレスなどにより睡眠のリズムが乱れることにあります。
規則正しい生活、十分な睡眠を心掛けるようにすれば改善します。
それでも金縛りがあり、昼間に眠くて困るようであれば、突然眠くなる
ナルコレプシーなどの睡眠の病気の可能性も考えられるので、
専門医に見てもらうと良いでしょう。

突発性難聴② ⇒ 一週間以内に治療を

ある日突然、片方の耳の聞こえが悪くなり、その原因が特定できない
病気をまとめて突発性難聴といいます。

突発性難聴の程度は、軽いものから全く聞こえないものまで幅広く、
急に耳鳴りが起きたと言うだけでもこの病気の可能性があります。
難聴だけではなく、約80%には耳鳴りあるいは耳が詰まった感じがする
耳閉感、約50%には目まいを伴います。

年代別には、10代や高齢者にも起こるが、50~60代に発症のピークがあり、
精神的ストレスが強いとき、風邪の後、体調不良の時などに発症しやすい。
内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官にあって音を感じる細胞である感覚細胞や、
音の信号を脳に伝える聴神経が障害されたために起こると考えられています。

原因は明らかではないが、内耳への血流が滞ったために、感覚細胞や
聴神経が正常に働かなくなるという血流障害説と、何らかのウイルスが
潜んでいて、体の抵抗力が落ちたとき、それが活性化し、聴神経に炎症を
起こすというウイルス説が有力になっています。

治療は、ストレスや過労が背景にあると考えられるので、まず安静が大事です。
また、薬物療法として、炎症を抑えて細胞を保護するステロイド薬
神経に作用し、障害を受けた神経の回復を助けるビタミン12、蝸牛などの
血流を改善する血流改善薬などを組み合わせて使うことが多いようです。

突発性難聴の場合、約4割は完治します。しかし、約1割は改善せず、約5割が
改善はするが難聴や耳鳴りが残ってしまう。治りが悪いのは、症状が強い人、
目まいを伴う人、高齢者と言われています。

両耳に起きることはほとんどないので、完全に聞こえなくなることはありませんが、
逆にそれが発見や治療の遅れにつながっているそうです。

発症から3ヶ月以上経って治療を始めても、改善は期待できないため、
突然の難聴に気付いたら、なるべく早く、1週間以内に治療を受けましょう。

ものもらい ⇒ 触ると治り遅い!

ものもらいは、瞼の一部が赤く腫れて痛むもので、皮膚に付いている
細菌の感染で起こります。
自然に治ることもありますが、眼科で適切な治療を受けることを
勧めます。

ものもらいは、病名 麦粒腫といいます。
皮膚の表面には常在菌といって常に付いている細菌がいて、
瞼の周囲にいる黄色・皮膚ブドウ球菌、連鎖球菌などの常在菌が
原因になります。
瞼の皮膚の表面にある皮脂線や汗腺、瞼の中の皮脂を分泌する
瞼板(けんばん)腺などにこうした菌が入り込んで炎症を起こします。

化膿して膿がでれば 1周間ほどで治りますが、触ったり押したりすると
炎症が広がって治りが遅くなることがあります。
膿が外に出ないで内部で固まって しこりとして残ることもあります。
この場合は 切開してしこりを取り除く必要があります。

治療では、細菌を標的に坑生物質の点眼薬や飲み薬を使います。
表面の炎症は薬で治るが、内部の炎症はステロイドホルモンを
注射して改善する。

予防としては、瞼の周りを常に清潔にしておくこと。
朝晩、刺激の弱い石鹸で洗顔して瞼の周囲をよく洗うと良いです。

ものもらいが再発するようだと、生活習慣の見直しや糖尿病などの
病気が無いかチェックすることも大事です。
規則正しい生活や食事を心掛けるなど健康に気配りすることも
忘れないようにしましょう。

接触皮膚炎はアトピーと間違えやすい ⇒ シャンプー・リンスが原因のことも

接触皮膚炎の原因は多いが、意外に見落とされやすいのが
シャンプーやリンスです。
それが原因とは気付かずに使用を続けることが多く、ごく弱い
皮膚炎からはじまり慢性的に続くので、アトピー性皮膚炎など
他の皮膚病と間違えやすいそうです。

的確な治療を受けるためには、まず病態の理解が必要です。

シャンプーやリンスによる接触皮膚炎では、
「使ってるうちに香料や保存剤などにアレルギーを獲得して
かぶれを起こすタイプと、シャンプーやリンスの界面活性剤に
よる刺激性で生じるタイプがあります。
いずれにせよ、最初は額や首などの頭髪の生え際に近い部位の
皮膚に赤い斑点や湿疹が生じるケースが多く見られます。」

特に、アトピー性皮膚炎などで皮膚の防御機能が低下している
人に起こりやすいそうです。

症状の出る部位や皮膚の反応が似ている脂漏性皮膚炎や
アトピー性皮膚炎と間違われる人もいます。その結果、ステロイド
剤の外用薬で症状は改善するのですが、外用薬の塗布をやめると
ぶり返すケースが頻繁に見られます。

ひどくなると湿疹が全身に広がり、まるでアトピー性皮膚炎のような
状態になることもあります。
そうなる前に適切な対応が望まれます。

まずこうした接触皮膚炎があることを理解し、ある物質に対して
皮膚が反応を起こすかどうかを見るパッチテストのできる皮膚科
専門医を受診すべきです。

シャンプーやリンスが原因と疑われる場合は、使っているもので
パッチテストを行います
陽性の反応が出て診断がつけば、使っているシャンプーやリンス
を皮膚への刺激の少ないものに変更するか、との種類のものに
変えるのが治療の基本です。
それとともに症状に対しては、皮質剤や弱いステロイド外用薬が
用います。

また、天然や薬用と表示があると安全だと誤って認識してることが
多いが、そういう商品でも接触皮膚炎は起こり得るので注意した
ほうが良いでしょう



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膀胱炎 ⇒ 間質性膀胱炎は食事で改善!

間質性膀胱炎は、菌が見つからないのに通常の膀胱炎と
同様の症状が起こります。
患者数80万人ともいわれ、女性に多く、中には20年以上も
苦しんでいる人もいるそうです。
原因不明で治療薬もないそうですが食事療法で症状が
良くなることが分かってきています。

間質性膀胱炎は、尿意が30分間隔で襲ってきて頻繁に
トイレに行ってもすっきりしない、尿が少したまっただけで
切迫感があり、膀胱や下腹部にナイフでえぐられるような
強い痛みが生じるなどの症状があります。
トイレの回数は1日30回以上になることもあるそうです。

通常の膀胱炎は、大腸菌などが暴行に侵入して炎症を
起こしますが、間質性膀胱炎は、症状は同じでも尿に菌が
見つかりません。
抗生物質で一時改善しても、また症状がぶり返します。

なぜ菌がいないのに炎症を起こすのか?
食べ物に含まれるカリウムや酸、辛み成分のカプサイシン
などが尿中に排出され、ストレスやアレルギーなどで生じる
膀胱内膜の小さな傷を刺激して炎症を起こすことが分かって
きたそうです。

症状を悪化させる食べ物は、カリウムを多く含む玉ねぎ、
キュウリ、トマト、シイタケなどの生野菜、バナナなど。
柑橘類をはじめ酢など酸性の飲食物。
辛み成分を含む唐辛子、ワサビ、カラシ、ショウガ。
チーズやヨーグルトなどの乳製品、大豆食品も挙げられます。

患者にこれらの食べ物を積極的に摂る必要はないことを説明し、
食事指導したところ症状の改善が見られたそうです。

2010年4月に、水圧拡張術が保険適用になりましたが、この手術
による症状の改善は50%で、6ヶ月後にはまた悪化するという
報告が多いとのことです。

間質性膀胱炎と言われたら、一度食事内容を見直してみる
必要があります。

タバコを吸うリスク ⇒ 喉頭がんの危険度32倍

2010年10月に値上がりしたタバコですが、みなさんは喫煙の
習慣はありますか?
喫煙の理由としては、<美味しいから><ストレス解消>など
様々な理由があるようです。
しかし、本当の理由は、血中のニコチンが減少すると現れる
離脱症状(イライラ、集中力低下など)を抑えるため喫煙をする
<ニコチン依存症>と、喫煙が生活習慣となっている
<心理的な依存>です。

この依存から抜け禁煙するには、タバコの代わりにガムをかむ、
歯を磨く、禁煙外来を活用する、など多くの方法があります。

タバコは4000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち約60種類は
発がん物質だと言われています。

非喫煙者と喫煙者を比較すると男性の場合、喉頭がんで死亡する
危険度は32.5倍、肺がんでは4.5倍にも及ぶそうです。

また、がんだけでなく、妊娠中の女性が喫煙することで、流産、死産、
低出生体重児の出産などの原因にもなります。
たばこを吸う女性は吸わない女性よりも排卵率が低下し、不妊症治療
においても成功率が低くなると言われています。
さらに、男性でも喫煙していると精子数、精子運動性が低下し、精子の
形態異常が多くなり、生殖能力が低いといわれています。

タバコによる煙は、関節的に吸わされる家族や周りの人の健康にも
大きく影響します。
例えば、1日20本以上たばこを吸う人の妻は、本人が喫煙してなくても
1.91倍も肺がんで死亡するリスクが高まります。
ちなみに禁煙後10年で、肺癌のリスクが30-50%低下することが期待
できます。
このようなリスクを踏まえた上で、喫煙・禁煙を決めるのはみなさ自身
です。

ご自身の健康、大切な人の健康を守るため、あなたはどちらを選択しますか?