おならが出過ぎて困る ⇒ 食物繊維と運動効果的!

人間なら誰でもおならが出ます。
一般的なおならは健康の証拠とされているようですが、
中には病気が原因で出るおならもあるので、気になるようなら
一度、消化器内科を受診した方が良いです。

おならは、食べた物が腸内で腸内細菌と混じって発酵し、大腸に
たまりガスとなって肛門からでます。

また、ものを食べるときや唾を飲み込むときに空気が体内に
入るとガスの量が増えます。

食べ物をよく噛まないで食べる人は、飲み込む空気の量も多い
のでガスの量も増えて、おならも多くなります。

おならが出るのは、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が順調で
健康な証拠なのです。しかし、病原性の大腸菌による細菌性大腸炎
や過敏性腸症候群など病気によりガスが発生する場合は、
その病気をを治療しなければなりません。
中でも過敏性腸症候群は、下痢をすると同時にガスが溜まって
お腹が張ります。
原因はストレスによって大腸の蠕動運動が不規則になるため
ガスが発生するのです。

便秘も おならの原因になりますが、侮れません。
若い女性に多く見られる慢性便秘は、大腸がんや甲状腺ホルモン
の異常などによって起こることがあるので早めに鑑別診断を受けた
方がよいでしょう。
おならで困っている人には、症状に応じて腸管内の悪い細菌を
殺菌し、正常な最近を補う整腸剤や腸の蠕動運動を活発にさせる
のほか、サンショウやニンジンが主成分の漢方薬の大建中湯
(だいけんちゅうとう)などが処方されます。

日常生活では腸の働きを促進させ、通便をよくするために食物繊維
の多い野菜や海藻類などの食品のほか、乳製品を摂るよう
がけます。

食事もダイエットのため朝食を抜くなどせず 1日3回規則正しく摂る
ようにします。
ただし、サツマイモやゴボウ、クリなどは、おならが出やすいので
控えた方が良いです。
運動も腸の働きを良くするので 1日20~30分ほど歩くようにすると
良いです

食道がん 桑田圭祐、鈴木宗男も発症 ⇒ 結構たちの悪いがん!

食道がん、日本では約半数が胸の中の食道の真ん中から、
次に1/4が食道の下1/3に発症します。

最近では、元代議士の鈴木宗男氏と音楽家の桑田圭祐氏が
発症しその名を高めています。

食道がんは食道の内面をおおっている粘膜の表面にある上皮
から発症します。

悪性となる細胞の種類で分類すると、扁平上皮細胞がん腺がん
2つが代表的なものとなります。
扁平上皮細胞がんとは食道の内側の平坦で薄い扁平上皮細胞に
発生します。食道の上部から中央に頻繁に発生し、類表皮がんとも
呼ばれています。
腺がん粘液などの体液を産生する腺細胞中に発生するもので、
主に胃の近くに発生します.


食道の上皮は扁平上皮でできているので、食道がんの93%
が扁平上皮癌となっています。
食道がんがん全体の4%前後を占め、25人中1人がこのがんです。
50歳代以降は加齢とともに急激に増加し、60歳代で更に増加傾向に
あります。 男女比は3:1で男性に多いがんです

食道がん、胃癌、大腸癌を含む消化器の癌の中では予後は極めて
悪い がんです
これはリンパ節転移が多いことと、食道は他の消化器臓器と異なり
漿膜(外膜)を有していないため、比較的周囲に浸潤しやすいことが
原因と考えられます。


食道がんの原因としては、飲酒と喫煙が関係していますので、両方に
当てはまる方はリスクが高いことを意識してください。また、熱い物を
そのまま飲み込むことも、罹患率を高くする考えられています。


食道がんの症状としては、初期はほとんど自覚症状はないのですが
次第にあらわれてくるのは、食べ物を飲みこんだときに生ずるチクチク
した感じや、しみるような感覚の継続的な違和感です。
普段でも風邪や炎症があるときは同様な感覚はある場合も経験あると
思いますが、食道がんの場合継続的な慢性的な痛みと違和感が特徴
となります。
しかし、時には食道がんが進行すると同時に違和感がなくなりそのまま
重度ながんになることもあります。
そうなると食事の時にのどにつまるようなつっかえるような感じが起こり
それがより強く感じるようになります。
やがてそれがストレスになって食欲が落ちて体重が減少し始めます。


食道がんの治療は、症状の進行度や体力、患者さんの希望によって
治療方法を決めますが、基本的な選択肢としては手術、化学療法、
放射線療法、内視鏡治療があります。

内視鏡治療は早期の食道がんに用いるもので、予後の開腹が早いこと
が特徴です。進行した場合には適用できませんので、初期症状の場合に
しか使えず、進行してしまった場合には使えません。

手術はリンパ節も含めて切除することができ、ある程度進行している場合
にも適用できます。ただし、開胸や開腹を伴う大掛かりなものになってしまい、
身体に与える負担は小さくありません。術後の痛みや入院期間も長く、内視鏡
による切除と比べると大変な方法と言えるでしょう。

放射線療法は通常、週に5回のペースで、6週間から7週間に渡って行われます。
入院を伴うことが多く、手術と異なり身体機能を温存することができるメリット
があります。食道がんの治療としても有望な方法で、増加傾向にあります。

化学療法は抗がん剤を用いる治療法で、シスプラチンやフルオロウラシルが
主に使われています。残念ながら、化学療法を単独で用いるだけで完治させる
ことはできず、他の方法との併用によって食道がんの克服を目指すことになります。


予後の生存率として、食道癌全体での5年生存率は、1970年には4%で
あったが現在では14%ほどに改善しています。
アメリカでの成績ではありますが、手術を行った場合の5年生存率は、0期で
95%以上、I期で50-80%、IIA期で30-40%、IIB期で10-30%、III期で10-15%で、
IV期は「転移あり」を意味すますが、生存期間中央値が1年以下となっています。

胆管がん ⇒ 治療困難、術後の生存率低い!

胆管がん症状が現れた時点では進行がんであることが多く、
がんの悪性度が高く、進行も速いために、早期での診断と治療が
重要になります。

胆管がんは、肝臓外の胆管にできるがんです。管がんの他に、
胆嚢に発生したがんを胆嚢がん、肝臓内の胆管に発生したがんを
肝内胆管(かんないたんかん)がんといいます。
最近の画像診断や外科手術の技術の進歩により、治療成績は向上
していますが、胃がんや大腸がんと比べると、まだまだ不十分です。

胆管は乳頭部で膵管に合流しますが、この合流に異常がある場合
(膵管胆管合流異常)には、膵液が胆道内へ逆流して、胆嚢がんや
胆管がんの原因になることが知られています。
胆管がんは男性にやや多く胆嚢がんは女性に多いとされています。
70代に最も多くみられることから、加齢も危険因子になります。


国立病院機構 大阪医療センター
http://www.onh.go.jp/seisaku/cancer/kakusyu/tannos.html より引用



発生部位により次のように細分類されます。
肝門部胆管癌 - 左右肝管合流部付近に発生した癌。
上部胆管癌   - 肝管合流部から膵上縁までの胆管の上半分に発生した癌。
中部胆管癌     - 肝管合流部から膵上縁までの胆管の下半分に発生した癌。
下部胆管癌     - 膵内胆管に発生した癌。

症状としては食欲不振、全身倦怠感腹痛、黄疸などが主な症状です。
検診で肝機能障害を指摘され発見されることもあるそうです。


治療としては

胆管癌に対する根治的な治療法は外科手術となります。
癌が胆管周囲に限局しており、切除により根治が見込める場合は
原則として手術が選択されます。
主要な動脈への浸潤や遠隔臓器への転移があり切除による根治が
見込めない場合は全身化学療法もしくは放射線療法が選択されます。

強い黄疸が見られる場合、それを軽減するためにドレナージが行われます
方法としては、内視鏡的にアプローチする内視鏡的胆道ドレナージ(ECP)と
経皮的にアプローチする経皮経肝的胆道ドレナージ(PTCD)、経皮経肝的
胆嚢ドレナージ(PTGBD)があります。
これらは基本的に対症療法であり、これで黄疸を軽減した後に手術などの
他の療法で根治を図ります。


手術後の生存率は

胆管癌治療が困難ながん一つです。
治癒切除がなされた場合の5年生存率は30~50%程度です。
切除不能な進行胆道癌においては5年生存はほぼ皆無とのことです。


黄疸がでた場合放置しておくと、肝臓や腎臓に重大な障害をもたらし、
胆道に感染を起こしている場合は死亡することもあります。
黄疸や寒気を伴う発熱に気づいたら、すみやかに内科か外科を受診して、
検査を受ける必要があります。
明らかな症状がない場合でも、高齢者で胆石がある人は定期的な検査
受けることをお勧めすます。

胆嚢がん ⇒ 症状が出難く、発見が難しい!

胆嚢がん症状が現れた時点では進行がんであることが多く、
がんの悪性度が高く、進行も速いために、早期での診断と治療が
重要になります。

最近の画像診断や外科手術の技術の進歩により、治療成績は向上
していますが、胃がんや大腸がんと比べると、まだまだ不十分です。
胆嚢がんの他に、肝臓外の胆管に発生したがんを胆管がん、肝臓内の
胆管に発生したがんを肝内胆管(かんないたんかん)がんといいます。

日本では、人口の高齢化とともに胆嚢・胆管がんは増加の傾向にあります。

がんができる原因として、胆嚢がんの約60%に胆石が合併している
ことから、胆石による胆嚢粘膜への機械的刺激が考えられてきました。
しかし、胆石に胆嚢がんが合併する率は、胆石手術例の1~1・8%程度
にすぎないので、胆石そのものよりも胆汁の変化や胆嚢の炎症が原因
ではないかと考えられています。
胆嚢がんは女性に多く胆管がんは男性にやや多いとされています
70代に最も多くみられることから、加齢も危険因子になるようです。



国立病院機構 大阪医療センター
http://www.onh.go.jp/seisaku/cancer/kakusyu/tannos.html より引用



症状として

がんが小さい時には、特徴的な症状はありません。
胆石や胆嚢炎を合併している胆嚢がんでは、発熱や上腹部痛などの
症状が出ることがあります。
がんが大きくなってくると、右の肋骨の下に鈍い痛みがあったり、胆嚢を
塊(腫瘤(しゅりゅう))として触れることがあり、食欲不振、体重減少などの
症状も出現します。


治療として

胆嚢癌の治療の基本は手術療法で、手術適応のないⅣ期の症例に対して
全身状態を考慮した上で化学療法を行います。
また症状を緩和する対症療法として黄疸軽減のためのドレナージ(胆嚢や
胆管に管を入れて黄疸の原因である胆汁を体外に出す)やステント留置
(癌組織のため細くなっている総胆管を広げて筒状の人工胆管を入れる)、
薬剤による疼痛コントロールなどを行います。


手術後の生存率は

Ⅰ期:切除後5年生存率 90%以上
Ⅱ期:切除後5年生存率 35~45%
Ⅲ期:切除後5年生存率 15~20%
Ⅳ期:切除後5年生存率 5~7%
Ⅰ期は生存率は高いが、Ⅱ期からは低くなります。


胆嚢癌は症状が出にくく、発見が難しい癌の一つです。
40才を越えたら、人間ドックや健診などで、年に一回の
腹部超音波検査による定期検診を心がけるとよいでしょう。
また胆石症、胆嚢ポリープのある方はかかりつけ医での
定期的な経過観察と必要時の治療を受けることをお勧めします。

胆石 近年、急増中⇒ コレステロール値 高い人注意です!

胆石とは、肝臓の右下にある胆のうという袋にできる石のことです。
胆石は、結石のできる場所と種類によって呼び方が違ってきます。
胆のうにある場合は胆のう結石症、胆管にある場合は総胆管結石症
肝臓内の胆管にある場合は肝内結石症と呼びます。
また、胆石は、コレステロール系の胆石であるコレステロール胆石
ビリルビンカルシウム石や黒色石による色素系胆石が主ですが、
炭酸カルシウム石や脂肪酸カルシウム石や混成石などによる胆石
のこともあります。

胆石になると、痛みのないまま一生を過ごす無症状胆石のことも多い
のですが、痛みを伴う胆石症になると治療の必要が生じます。
痛みのひどい場合には、救急車を呼ばなければならない程の痛み
のこともあります。

胆石は食生活の変化とともに近年増加している病気の一つです。

胆石の原因の一つに、高脂肪・高タンパクの食事を取りすぎて、
体内が高コレステロール状態になることがあげられます。
肥満の人に胆石が多いのはこのためでしょう。
朝食を抜くなどもよくないようです。


主な症状としては

①右上腹部の痛み
 主にみぞおちの痛みや右脇腹の痛み、そのほかに背中の痛みや張り、
 腰痛・肩こり等が生じることもありまする。また、痛みの部位から、狭心症
 の痛みや、胃潰瘍の痛みと鑑別を必要とします。
 非常に強い痛みを伴うことが多いようです。

②悪心・嘔吐
 吐き気や嘔吐を伴うことが多い。

③発熱
 胆嚢や胆管が炎症を起こすと、発熱を生じます。


胆石の治療法は

大きく内科的治療外科的治療に分かれます。

内科的治療には、胆石溶解療法、体外衝撃波などがあります。
胆石溶解療法は、効果がある人もいますが限られているようです。
また、胆石が溶解するまでに1年ぐらいかかり、完全に溶けてしまうのは
18%ぐらいのようです。
再発は1年で17%、3年で40%もあり、溶解療法に使用した薬を飲み
続けるべきであるという考え方もあるようです。

体外衝撃波(ESWL)も胆石の完全消失は約55%、再発率は1年で20%、
5年で40%程度といわれています。

体外衝撃波胆石破砕術は、体外から高周波の衝撃波を当てることにより、
胆石を砕く治療法です。
侵襲が少なく患者への負担が軽い治療ではありますが、適応が
「純コレステロール胆嚢結石」のみであり、日本人の多くの
コレステロール胆石が石灰化混合胆石で他の胆石に対しては
治療適応が無く、また胆石を除去するのではなく粉砕し自然排石を
期待する治療であるため再発が多く、行う施設は限られています。
また、胆嚢炎を生じた場合、胆嚢が肥大化し胆嚢壁が薄くなり、
衝撃波を当てると胆嚢壁が破れる危険性があるため、この治療法を
施すことはできないそうです。

外科的治療は手術=主に胆嚢摘出術(胆のう摘出術)です。
胆嚢摘出手術は胆石症の原因である胆嚢を摘出する手術で、
最も根治的な胆石症の治療法です。近年では腹腔鏡下で行う
手術が多くなってきているそうです。
胆嚢の機能は胆汁を一時的に蓄えるだけで、術後も胆汁は肝臓で
作られ消化機能に影響がないため、手術により胆嚢を失っても
日常生活に支障はないが、油脂を採り過ぎると下痢をしやすい体質
になる可能性があります。

すい臓がん ⇒ 最近急増、完治難しいです!

すい臓は、胃と十二指腸に挟まれた位置にあり、体の正面から見て胃よりも、
背中側にあります。背骨の前方になります。
また、みぞおちから左上腹部にかけて位置しています。
重量は平均で80g程度で、厚さ約2~3cm、十二指腸側から膵頭部、体部、尾部
に分かれており長さは約10~15cmです。

男女全体で肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がんに次いで第5位となっています。
かつては、胃がんが死亡原因のトップでしたが、そのうち 肺がんが日本人の
死亡原因のトップになりました。
理由は、胃がんは検診で早期に発見でき、7割以上の人は手術で治ります。
しかし、肺がんは手術可能な人は3割程度で、治らない人のほうが多いからです。
しかし、その肺がんよりもはるかに治療が困難なのがすい臓がんなのです
すい臓がんは、これほどの難治がん あるにもかかわらず意外と知られていない
のが実情だと思います。

近年日本では、急激にすい臓がんで亡くなる方が増えているそうです
医者に「すい臓がんです。」と宣告されたら、まず完治はできないっといっても
いいでしょう。


すい臓の働きとしては、消化液とホルモンの分泌があります。

すい臓は、炭水化物、タンパク質、脂質を分解できる消化液を
十二指腸に分泌しており、食べ物の消化に大きく関わっています。
この働きを食べ物の消化・吸収の流れにそって見ると、
食べ物は口から入ると、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の順に進んで
いきます。まず、口に入った食べ物は歯で噛み砕かれて細かくなり、
唾液と混ざり合います。次に食道を通って胃へ送られ、タンパク質消化酵素
と強力な胃酸で消化が行われます。
胃で3~6時間消化されると、食べ物は粥状になります。
この状態になると、食べ物は十二指腸に送られます。

もう1つの重要な働きが、血糖値を調節するホルモンを分泌する事です。
すい臓はブドウの房状のものが集まってできていますが、これらは消化酵素
である膵液を分泌するための組織が集まっているもので、ホルモンの
分泌器官はこれら組織の中に点々と存在しています。

*すい臓がんの基礎知識から引用 http://suizougan.rdy.jp/2-1.html


すい臓がんの症状について

すい臓がんの症状としては、吐き気・嘔吐、消化不良、倦怠感、食欲不振、
体重減少、黄疸、腹水などがあります。残念ながら、これらの症状が
見られるときには、すでに初期症状ではなく、進行したものであることも
少なくありません。初期症状の段階で発見することが難しいところが、
すい臓がんが難治がんでされている原因の一つでもあります。


すい臓がんの治療について

すい臓がんの治療は大別すると手術、抗がん剤による化学療法、
放射線治療が中心となり、これらのほかに免疫療法や温熱療法、
食事療法などがあります。
これらの方法は単独で用いられるのみではなく、集学的治療と呼ばれる、
治療法を組み合わせて行うことが多くあります。

すい臓がんは、通常のがんの治療法も状況によりけりのようです。
早期発見が難しく、進行も早いため通常の効果が期待できない場合も
あります。

ここでは、食事療法について説明します。
すい臓がんの食事療法は、体によいものを取り入れることによって、
本来人間が持っている回復力や免疫力を引き出そうというものです。
実際、多くの方が取り入れようとしているものの、いまいちやり方が
分からなかったり、不徹底だったりして挫折してしまうことが多いようです。
抗がん剤だけでは完治させることが難しい病気だからこそ、食事療法を
試してみる価値があります。曖昧な状態ではなく、はっきりとするべきことが
分かっていれば、迷わずに実行することができますので、精神的な負担も
少ないはずです。

うつ病の一種 ⇒ 月経前不快気分障害(PMDD)

月経前不快気分障害(PMDD)は、気分が著しく落ち込む
いらいらが強くなる、突然に泣き出すなどの情緒不安定に
襲われ、日常生活や仕事に支障をきたします。

PMDDの症状月経が始まる1週間前ほど前に現れ、月経の
次の週には消失するパターンを繰り返すそうです
著しい うつ気分や絶望感、強い不安や緊張、突然の悲しみ、
泣き出すなどの情緒不安、持続する怒りや怒りのどの症状が
強く表れるそうです。

物事に集中することが難しくなり、疲労感が強くなることもある
そうです。
職場、学校など社会的な場で人間関係が損なわれるほど症状は
深刻になるとの事です。

PMDDの発症時期20代後半から30代半ば過ぎに多く、この年齢の
女性は結婚や出産、子育て、家庭と仕事の両立などの生活の急激な
変化や、それに伴うストレスが引き金になって発症するのではないかと
考えられているそうです。

治療は、うつ気分、不安、怒り、焦繰感の四つの症状が認められたら
坑うつ剤を服用します。
軽症の場合には、最近では、毎日1回飲む持続的投与よりも排卵日
から月経までの2週間だけ飲む間欠投与が中心となるそうです。

利点は
①月経前に規則的に服用することで症状を予防するという自覚が
  生まれ、積極的な姿勢でで治療に臨むようになる。
②副作用のリスクや治療費が軽減される。
③持続投与に比べ薬の効果が薄れる薬の耐性の防止になる。
などだそうです。

日常生活では休養を取り、運動やリラクセーションなどでストレスを
軽減するようにします。
ビタミンB6、B12、マグネシウム、カルシウムなどを多く含む食品を摂り、
塩分、糖分、カフェイン、アルコールは控えるなど食生活の改善が挙げら
れます。

PMDD一過性の軽い精神症状と思われがちですが、月経は
一生の間に平均400回訪れるそうです。
繰り返す間に深刻な事態を迎える可能性もあるかもしれません。
うつ病の一種とも分類されているので、症状のある人は我慢せず
治療を受けた方がよい思います。

一過性虚血発作 ⇒ 脳梗塞のあきらかな前触れです!

一過性脳虚血発作(TIA)は、脳梗塞の本格的な発作が起きる前に
短時間で消える発作です。
症状は早ければ数分ですぐ回復するため、見逃がしたり軽視したり
しがちです。
この場合、いずれ大きな梗塞を起こすと思って間違いなく、すぐに
専門医のいる病院で受診した方がよいでしょう。

よく知られる脳梗塞は、動脈硬化で脳の血管が狭くなったり、血の
塊(血栓)が血管に詰まったりして脳に酸素や栄養が送れなくなり、
脳細胞が障害を受ける病気です。


脳の組織が部分的に壊死(えし)することによって次のような症状
突然表れます。

①片側の手足に力が入らない、動かせない。
②体の片側がしびれる、感覚がない。
③回転するような目まいを感じる、千鳥足になる。
④ろれつが回らない、言葉がでない。
⑤視野の半分が欠ける、片方の目が見えない。

TIAも脳梗塞と同じような症状が表れます。
TIA頸(けい)動脈にできた血栓が剝がれて流れ、脳血管に
詰まって起こることが多いと考えられています。
しかし、出来たばかりの小さな血栓は自然に溶けて血流が再開し、
脳細胞の機能もすぐに回復します。
症状は早ければ2~3分、長くても数十分で消えるそうです。
TIAの定義は、24時間以内に完全に消える脳梗塞の症状です。

TIAは紛れもなく脳梗塞の発作であり、症状が消えたからと言って
安心してはいけません。大発作が起きる前に、一時的に血流が
再開するだけとのことです。

脳梗塞はTIAが起こった直後に発症する危険性が高く、症状が
消えても「家族が帰ってきてから相談しよう」「あすにでも病院で
診てもらおう」などと悠長に構えず、すぐに救急車を呼ぶか病院
に駆けつけるべきだそうです

受診先脳外科や神経内科、最近は脳卒中内科などもあるそうです。
いつ、どのような状況でどんな症状がでてどれくらい続いたかなどを、
発作が起こったときの情報は治療の重要な手掛かりになるので、メモ
しておくとよいそうです。

赤ちゃんの病気 ⇒ 新生児ミルク誘発性腸炎

新生児ミルク誘発性腸炎は、主にミルクを飲んだ後に、血便、下痢の
の他、お腹が張ったりするなどの消化器の症状が見られるようです。
生後7日ぐらいまでに起こり、毎年全国で1000人以上が新たに見つかって
いるともされています。

ミルクアレルギーの一種との見方もありますが、原因や病態などはまだ
十分に解明されていないようで普通の食物アレルギーとは異なる点が
多いとのことです。

アルルギーは、ダニ、花粉、食物など本来人間にとって無害なものから
自己を守ろうとする免疫反応の一つです。
ミルクアレルギーでは、ミルクの成分にだけ免疫反応を起こします

これに対し新生児ミルク誘発性腸炎は、アレルギーの診断で最も
よく見られる igeという物質が陰性に出ることが多いそうです。
また、生後間もない時期は母乳かミルクだけによるものなのかどうか
断定できないそうです。
更に食物アルルギーの多くは皮膚に症状が出ますが、主に消化器症状が
表れるのが特徴とのことです。

診断は、血液検査や弁の表面に付いた粘液の細胞を調べて行うそうです

新生児誘発性腸炎は、生まれてばかり未熟な消化器に起こった一時的な
炎症で、腸管の成熟を待って経過を見守ることが大切です。
栄養障害に注意し、1歳を過ぎれば問題がなくなっていることを確認します。
ただし壊死性腸炎、消化管感染症、先天異常などとの鑑別が必要になる
そうです。

治療としては、できるだけ母乳にするが、母乳でも症状が出る場合は
加水分解乳やアミノ酸乳などの特殊なミルクに切り替えることで回復
することが多いそうです。
ただし特殊ミルクを使うときは、栄養に細心の注意が必要とのことです。

腎臓がん ⇒部分摘出で なるべく腎臓残すのがBest!

腎臓は腹部の左右に一つずつあり、血液を濾過(ろか)して尿を作る
重要な臓器です。
その尿を作る細胞が がんになるのが 肝臓がんです。

肝臓がん自覚症状は早期には殆どありません
ところが、最近、早い段階で発見されるケースが増えてきているそうです
通常行われている健康診断の尿検査超音波検査で、血尿や腫瘍が
検出され、がんが発見されるそうです。
こうした場合は早期の がんのことが多いとのことです。

腫瘍が がんかどうかは、より詳しい画像検査で診断する必要があります。
がんの検査では通常、針を刺して組織の一部を採取し、顕微鏡で調べる
生検が行われますが、腎臓がんでは がんが周囲へ広がるリスクを避ける
ため、普通は行いません。

腎臓がんは放射線療法や化学療法は殆ど効かないので治療の基本は
手術療法となります。
がんが発生した方の腎臓全体を摘出する全摘出と、がんと その周囲の
組織のみを切除する部分摘出に分かれます。

腎臓をなるべく残して機能を悪くしないことが、生命にも良い影響を
もたらすというデータが示されており、部分切除のできる病状であれば、
部分切除が望ましいという流れになっているそうですが、部分切除の
方が難しい手術になるそうです。


手術の手法には

①入院期間は長いが比較的あんぜんでコストは安い開放手術
②入院期間は短いが手術は難しく、コストが掛る腹腔(ふくくう)鏡手術
③切開を最小にとどめ、両者の長所を取り入れたミニマム創内視鏡下手術
・・・この三つがあります。
ミニマム創内視鏡下手術は、施設基準の認定を受けた病院のみで
受けられるそうです。

肝臓がんの進行は、通常ゆっくりしています。
部分切開か全摘出か、どちらの手術が良いのか、主治医とよく相談する
ことが大切になります。

進行した がんや転移したがんについては、免疫療法に加えて標的療法
という新しい治療法が登場しているとのことです。


新しい治療法については、こちらのサイトをご参照ください!

免疫療法
http://www.j-immunother.com/lp/003.html?gclid=CLPS4tKM2qYCFQL5bgodHjT40Q

標的療法
http://www.seren-clinic.com/p_letter/liver.html

認知症リスク ⇒ コレステロール値低下すると発症率高い!

老年期になってコレステロール値が大きく低下する人
認知症発症率が高い、と米ジョンズ・ホプキンス大学のミッチェル・
M・ミエルケ助教授らが発表しました。

同教授らは健康な女性1462人(38~60歳)を32年間追跡
コレステロール値と認知症との関連を調べました。
この間に161人が認知症を発症しましたが、コレステロール値
中年から老年期にかけて大きく低下した人では発症率が
17.5%に上がったのに対し、増加したり変動がなかったりした人
では8.9%だった。

同助教授は「中年期から老年期にかけてコレステロール値が
低下した場合、他の人に比べて認知症の発症率2倍高まる
老年期になってのコレステロール値低下は、認知症の指標とも
言える。」と語っています。

認知症は、かつては痴呆(ちほう)と呼ばれていましたが、2004年に
厚生労働省の用語検討会によって「認知症」への言い換えを求める
報告がまとめられ、まず行政分野および高齢者介護分野において
「痴呆」の語が廃止され「認知症」に置き換えられました。

各医学会においても2007年頃までにほぼ言い換えがなされています。
「認知症」の狭義の意味としては「知能が後天的に低下した状態」の
事を指しますが、医学的には「知能」の他に「記憶」「見当職」の障害や
人格障害を伴った症候群として定義されています。

青少年のうつ病 ⇒ 再発しやすい!

青少年のうつ病半数近くが再発する、と米デューク大学医療センター
精神・行動科学部の教授らが報告しました。

うつ病は、気分が沈む、楽しくない、食欲がない などの症状が長く続く
病気で、脳の神経伝達物質セロトニンやノルアドレナリンの減少が原因と
みられています。

同教授によると、うつ病治療を受けている10代の196人(女性110人)
5年間追跡した。
薬物療法や認知行動などによって189人で症状の改善が認められた
一方、このうち88人(44.6%)で再発が見られた。
再発は男性に比べ女性で明らかに高く、不安障害を併発している人
でも高かった。

同教授は「うつ病は自殺のリスクを高める。再発率を下げるための、
より有効な治療法を探す必要がある。」と語っている。

自殺者に うつ病の人が多ことは、結構知られてると思いますが、
まず、本人が うつ病であることに 気付かないことも 多いようなので
廻りの人が注意して気づいてあげることも重要だと思いますが、
そんなことには、なかなか気づけないことが現状だと思います。
何事にも やる気がでなくなったり、気力がなくなったりすることが
長く続くようであれば、うつ病を疑う必要がある思います。
また、几帳面な人がなりやすいと言われますので、几帳面で
このような症状のある人は、要注意です。

くも膜下出血 ⇒ 物が二重に見えたら要注意!

くも膜下出血は、脳内の動脈にできた瘤が破れ、そこからの出血が脳と、
脳を包むくも膜の間に流れこんで起きます。
しかし、予兆とされる自覚症状には誤解があるようです。
頭痛が前兆だと思っている人が多いようなのですが、他に視覚異常などが
あるそうです。

動脈瘤ができた場所によって異なるそうですが、眼の動きにかかわる動眼神経
圧迫されると、物が二重に見えることもあるそうです。
急にこの症状が出て眼科で異常がないと診断された場合は、脳神経外科を受
することが必要です。

頭痛はもちろん症状の一つです。
すべての頭痛ではありませんが、動脈瘤破裂に伴う頭痛もあると考えられている
そうです。
幸い出血量が少なく、自然に止血された場合はかなりの頭痛が伴うそうです。

生還した患者は、「バットで後頭部を強打されたような」感じとか、「頭を切ってくれ
と言うくらい非常に激しい痛み感じたという話もあるそうです。

中には非常に微妙な出血で終わり、CT(コンピューター断層撮影装置)などの精密検査
でやっと診断できた例もあるそうです。
このような場合に、頭痛が治まったと放置してしまうと大変危険だそうです。
一度破裂した動脈瘤は再出血しやすいので速やかな治療が必要とのことです。
これまで感じたことのないほどの頭痛に襲われた場合は、脳外科を受診した方が
安全とのことです。

逆に頭痛だけで、動脈瘤か脳腫瘍の予兆と心配するのも考えものです。
頭痛の原因は動脈瘤以外にも沢山あり、たとえ瘤が出来ていても必ず破裂すると
限らないそうです
場所や大きさによっても危険性は変わってくるからだそうです。

下痢 ⇒ 原因・症状はさまざま!

 
下痢(げり)は、健康時の便と比較して、非常に緩いゲル状・若しくは
液体状の便のことで、主に消化機能の異常により、患う症状です。

下痢になると、便が軟便になったり水様便になるほかにも腹痛、嘔吐、
発熱などの別部位の不調が伴う場合もあります。
下痢には、次のようなものがあります。
・軟便   ⇒ 非常にやわらかくほとんど形がない状態

・粘血便 ⇒ 粘液や血液が混じった便

・水様便 ⇒ 水のようなほぼ液体状の便
・泥状便 ⇒ 水様便よりは、ドロドロした便
下痢を起こしたとき、併発する症状として
・腹痛、嘔吐、発熱 ⇒ 腹痛、嘔吐、発熱腹痛や嘔吐、発熱を伴う場合も
・脱水症状 ⇒ 腸が水分を吸収しなくなるため
・食欲減退 ⇒ 腹痛や腹部の違和感で食欲が減退 する
・体力の消耗 ⇒ 下痢時には体力が低下していく
通常、成人の糞便量は約 150g/日、糞便中の水分量は約100~150ml/日
に濃縮されており、下痢は「 1日の糞便中の水分量が 200ml以上(または、
 1日の糞便の重量が 200g以上)と定義されているそうです。
しかし、腸内容の通過が速すぎたり、水分の吸収が不十分だったり、あるいは
腸液などの分泌が多すぎると、水様便になり下痢が起こる。これらは機械的・
化学的刺激、感染、炎症による刺激が原因となります。
一般に便の水分含有量は、普通便(バナナ状)で70~80%、硬便で60~70%、
逆に下痢状で泥状便は80~90%、水様便は90%以上で、それに伴って排便回数
も増えます。

下痢はその症状を示す期間の長短により、急性下痢と慢性下痢に分類されます。
つまり、急激にくる急性下痢と、徐々に起こって長く止まらなかったり、繰り返す
慢性下痢とがあります。
急性下痢は、長くとも1~2週間以下で収まるものをいいます。
慢性的なものは1~2週間続くもので、一度収まっても、また起こってしまうもの
などもこの中に入ります。


原因についてはウイルスや細菌などの他にも自律神経失調症などのストレス性
のものや冷たいもので腸が刺激されたときなどのいろいろなものがあります。
下痢は、その症状がどのような原因で起こっているかを見極めることがとても重要
で、 神経性の下痢などの場合には、腸の異常なゼンドウ運動を正常にすれば
よいのですが、 ウイルスや食中毒などの細菌などによるものだと、下痢によって
菌を排出しているので無理に薬などでとめてしまうと熱が出たり病気がひどくなった
りしてしまいます。
治療の基本は無理にとめずに脱水症状にならないように、水分を少しずつ補給
していくことです。
その際に冷たいものは避けて、室温かそれ以上の温かさのものをとよいでしょう。

便秘 ⇒ 大半は機能性便秘です!

便秘とは、便の腸管通過時間が正常な生理的な値(120時間まで)
より長く、排便に困難を伴うなどの症状が見られる状態と定義され
ています。

便秘のタイプは、大きく分けて「器質性便秘」と「機能性便秘」があります。
器質性便秘」とは腸に関する病気が原因で起こる便秘のことをいい、
機能性便秘」は、排便機能の障害により起こる便秘です。
機能性便秘」は、さらに「一過性便秘」と「習慣性便秘」に分けること
ができます。
一過性便秘」の主な原因は、緊張やストレス、また食物繊維不足や
水分不足によっても発症するもので、原因が分かれば比較的自然に
収まります。
習慣性便秘」は、生活習慣や食生活が原因として発症する便秘です。
慢性型は「直腸性便秘」「けいれん性便秘」「弛緩性便秘」の3タイプに
分類されます。

日本人女性の2人に1人は便秘の症状が見られます。男性に比べ、
女性が便秘になりやすい理由のひとつには、生理の影響があります。
排卵後~月経前には「黄体ホルモン」という女性ホルモンが多く分泌され、
その結果、腸の蠕動運動が低下します。
次に、筋力の影響があります。女性は男性に比べ腹筋が弱いため、
大腸の運動と緊張が低下しやすいのです。どちらも腸の働きの低下により
便の通りが悪くなり、便秘が発生します。

便秘の原因には、事の量の少なさ、食物繊維不足、水分不足、排便欲求
の我慢、ストレス、不規則な生活、腹筋の筋力低下などがあげられます。
特に、毎日の食生活は重要です。食物繊維や乳酸菌を摂り、腸内環境を
バランスよく保ち、快適にすごすよう心掛けましょう。

大半の便秘は排便機能の障害により起こる「機能性便秘」であり、症状が
軽い場合は食事や運動などの生活習慣の改善によって解消されます。
しかし、病気や疾患などが原因である「器質性便秘」の場合や、重度の
便秘は専門医の診断と治療が必要です。
便秘の正しいケアのためには必ず専門医の受診と、継続的な治療や健康的
な生活習慣の維持を行必要があります。

難聴 ⇒ 原因、種類は様々です!

難聴原因が様々であるため、耳の聞こえが悪くなったとしても、
何が問題であるかを理解するのが難しくなっています。
難聴の原因が明確に明かされないことも少なくありません。
難聴の主な原因としては、ストレスや加齢、騒音、神経や脳の異常、
自律神経の乱れ、薬の副作用などがあげられます。

難聴の種類としては、感音性や伝音性、老人性、先天性、心因性、
騒音性、突発性など様々なものがあり、治療法や症状の現れ方も
異なってきます。

難聴早期に発見して、早期に治療を受けることが、大切です、
治療が遅れるとせっかくの治療もほとんど効果が見られない場合
もあります。
ものが聞こえにくくなったり、耳鳴りが頻繁にしたりする場合には、
早急に耳鼻科を受診するよう心がけることが難聴の早期発見
つながります。
しかし、感音性難聴のように、難聴と診断されても、聴力を取り戻す
治療はできない難聴もあります。

上記で説明したように、難聴には原因や症状によって、さまざまな
種類があります。そのため、難聴の治療法も難聴の種類によって
異なります。また、症状や進行度合いによっても治療法は異なる
いえます。


症状に応じた難聴の治療を簡単に説明してみます。
突発性難聴の治療には、ステロイド剤やビタミン剤、代謝改善剤などの
投与が効果的といわれています。
特にステロイド剤やビタミン剤は、突発性難聴だけでなく、音響性の外傷が
原因とされる難聴にも有効であるといわれています。
ストレスなどが原因の心因性難聴の場合は、心療内科などでカウンセリングを
受けるなどメンタルケアが必要になります。
耳や頭部を強打したり、ボールがぶつかったりしたことが原因で鼓膜に
穴があく外傷性鼓膜穿孔が原因の難聴は、手術により鼓膜の穴を
ふさぐことで、難聴の症状が改善されます。
老人性難聴の場合は、薬などによる治療は行わず、補聴器を装着し、
聴力を補うことが主流です。
小児の先天性の難聴などの場合は、治療とともにトレーニングなどを
必要とします。
それ以外にも、人工内耳を装着する手術や、高圧酸素療法など、
難聴の治療法はさまざまです。そして、いずれの治療法も、難聴を
早期に発見し、早期に治療を開始した場合、より効果的であるといえます。

子宮頸がん ⇒ ウイルス感染 3つの型が原因!

子宮頸がん(しきゅうけいがん)は、子宮頸部と呼ばれる子宮の出口より
発生する がんで、子宮がんの多くに該当します。

婦人科のがんで最も一般的な子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がん
(子宮内膜がん)があります。
子宮頸がんは、この外子宮口付近に発生することが多いそうです。
普通の婦人科の診察でこの部分を観察したり、検査すべき細胞や組織を
採取することが可能です。したがって、早期発見が容易なわけです。

子宮頸がんは、ヒトパローマウイルス(HPV)感染が原因になりますが、
ほとんどは、HPVのうち3つの型が原因になっていると、スペインのカタラン
腫瘍研究所が発表しました。

HPVには少なくとも118種類あることが分かっているそうですが、同研究所の
博士らは、欧州、北米、中南米、アフリカ、アジア、オセアニアの38カ国の
医療施設から、子宮頸がんの診断を受けた計1万585人の組織サンプルを
送ってもらい分析しました。
検出されたHPVで圧倒的に多かったのは16型、18型、45型の順でした。

子宮頸がん世界の女性の がん発症数第2位で、2010年の死者数
約32万8000人とされています。
同博士らは、「子宮頸がん検査はHPVの16、18、45型感染に的を絞るべきだ
と指摘いています。

初期の子宮頸がんでは全く症状がないのが普通なのですが、婦人科の
症状がなくても、20歳を過ぎたら、2年に1回子宮がんの検診を受けることが
勧められています。

がんが少し進行するとはじめの症状としては、月経でない時の出血、性行為の
際の出血やふだんと違うおりものが増えたりします
他に月経の量が増えたり長引いたりすることもあるそうです。

病期(ステージ)は0期からI期、Ia期(Ia1期、Ia2期)、Ib期(b1期、Ib2期)、

II期(IIa期、IIb期)、III期(IIIa期、IIIb期)、IV期(IVa期、IVb期)

まであります。


子宮頸がんには、外科療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法の
3つの治療法があります。

1)外科療法

 

(1)早期がんに対する治療

・凍結療法:がん細胞を凍らせて殺します。
・高周波療法:高周波を用いて電磁波の熱でがん細胞を殺します。
・レーザー治療:レーザー光線を用いがんを殺します。

 

(2)手術治療

外科手術は最も一般的で、医師は以下の術式のひとつを用いてがんを
とり除きます。 以下の手術法があります。
 
・円錐切除術
・単純子宮全摘出術
・広汎子宮全摘出術
・骨盤内臓全摘術

 

2)放射線療法

放射線治療にはがん細胞を殺し、腫瘍を縮小するためにX線や
高エネルギー線が用いられます。
放射線は体外から放射線を照射する外照射か、がん細胞の認められる
領域に、放射線をだし治療する腔内照射とがあります。
放射線単独で治療する場合と、手術と併用して治療する場合があります。

 

3)化学療法

化学療法はがん細胞を殺すための抗がん剤を使用します。
薬剤は経口的に投与されたり血管または筋肉注射として投与されます。
抗がん剤は血流に入り全身をめぐり、子宮頸部を越えて拡がった
がん細胞を殺すので全身療法と呼ばれています。


1997年から1999年のデータによる、5年相対生存率

Ⅰ期 ⇒ 90%以上、 Ⅱ期 ⇒ 約70%、 
Ⅲ期 ⇒ 約50%、   Ⅳ期 ⇒ 20%弱      となっています。

皮膚がん メラノーマ ⇒ 恐ろしい病気です、50歳以上の男性特に注意!

皮膚がん近年急増しているそうです。皮膚がんには様々な種類が
ありますが、皮膚がんのタイプや進行具合によっては、生命を落とす
ことも十分に考えられる恐ろしい病気だそうです。

50歳以上の男性は、「もっと皮膚がん検診を受けて」と 米ピッツバーグ
大学が呼びかけています。
同大学が皮膚がん検診を受けた487人を調べたところ、受診者の60%は
女性(平均年齢53歳)だったそうです。
一方で、皮膚がんの一種メラノーマに最もかかりやすいといわれる 50歳以上
の男性は受診率が低く、受診したのは過去に皮膚がんの診断を受けた人だけ
だったとのことです。

メラノーマはほくろとよく似ている色が濃くなる、大きくなる、形がいびつ
色にむらがあるなどの特徴があります。
米では2008年には 6万2000人超がメラノーマの診断を受け、約8500人
死亡してるそうです。
同大学は、皮膚がん検診を高齢男性が受ければ、早期のメノラーマ発見に
結び付く としているそうです。

皮膚がん検診と言うと あまり耳にしたことはありませんが、最近 急増してる
ので気をつける必要があります。

メラノーマとは、皮膚がんの一種で、悪性黒色種と呼ばれます。
このメラノーマは、最もたちが悪い言われるほど非常におそれられている
皮膚がんです。
皮膚を構成している細胞の中には、メラニン色素を産生する細胞があり、
この細胞は色素細胞(メラノサイト)と呼ばれていて、このメラノサイトが
がん化してメラノーマになるそうです。

皮膚がんの治療法は、外科的な手術が中心で、病変の切除を主体として
行います。 ただし、がんが進行してしまっている段階での治療には、
抗がん剤を使用した化学療法、あるいは放射線の照射が併用されるケース
もあります。
その他に、液体窒素を吹き付けることでがん細胞を死滅させる、通常凍結療法
と呼ばれる治療法や、軟膏タイプの抗がん剤を塗り、ポリエリレンラップで密封する、
密封包帯法などがあります。
外科的切除手術より、凍結療法や密封包帯法の方が患者さんにとっては肉体的
な負担が少ないのは明らかで、高齢者にも適した治療法です。

メラノーマは皮膚がんの1種ですが、進行が早いのが特徴で、突然目に見えて
育っているホクロは、このメラノーマの疑いが強いそうです
簡単な目安ですが、通常のホクロは色が均一で、表面のデコボコも見られなく、
触れてみて平らではないしこりがあったり、今まで小さかったホクロが1年以内に
急に大きくなったら危険信号で、皮膚がんの初期症状の可能性が高いそうです。
具体的には5mmまでは問題ないそうですが6mm以上になったホクロは
検診する必要があるようです。

早期に発見すれば、手術によって皮膚がんは完治できるそうです。
その代わり、初期症状を見逃してしまうと、あっという間に進行して生命に
関わる事態に陥ってしまうそうなので、早期に発見することが重要です。 


皮膚がんについて、詳しくは こちらのサイトをご参考にしてください!
⇒ http://lazzero.info/hihu/

難聴 ⇒老人性難聴は 補聴器を買う前に受診をする!

年を取るにつれて耳が聞こえにくくなる老人性難聴
このとき、聴力を補うために使うのが補聴器です。

難聴には、外耳から中耳まででの音を伝える経路に
障害が起きて音が聞こえにくくなる伝音難聴と、内耳から
脳の聴覚中枢までの音を感じる経路に支障が起きて
聞こえにくくなる感音難聴があります。

老人性難聴は感音難聴の一つで、年齢と共に音を感じる
経路の働きが悪くなって起きます。
高い音からしだいに音が聞こえにくくなり、声は聞こえても
言葉が聞き取りにくくなります。

老人性難聴では適切な補聴器を使って聴力を補うとよい
そうです。
しかし、単に補聴器を買って使うだけでは、雑音がひどい、
聞こえ方に違和感があるなど、効果的ではないことがあります
その人の難聴の状態や生活環境に合った補聴器を選び
調整して使うことが大切です。
このため、まず耳鼻咽喉科を受診して医師の診断を受け
連携している認定補聴器専門店など、信頼できる販売店
紹介してもらうとよいでしょう。

老人性難聴では、多くの人がかなり難聴が進み、聞こえ
にくくなった段階で補聴器を使い始めます。
しかし、補聴器を使いこなすには、補聴器特有の聞こえ方に
慣れる必要があります。
このため、難聴が進行した状態から補聴器を使い始めると、
上手に使いこなせない場合もあります。

補聴器の音に慣れるためには、難聴の程度が軽いうちに
使い始めた方が有利です。
まだ補聴器を使うには早いかなと思うくらいがいいでしょう。
周りの人に最近耳が聞こえにくいと指摘されたら、受診を
受けるタイミングです。
補聴器には、箱型耳掛け型耳穴(挿耳型)などのタイプ
があります。
選ぶ際には、自分の難聴の状態や生活環境、どんな音を
聞こえるようにしたかなど、具体的な条件と希望に合わせた
補聴器選びが重要です。
補聴器は、使い始めてすぐ最大の効果が表れるものではなく、
専門家による調整を経て、最良の効果が発揮さらる医療機器
であることを覚えておきたいものです。

脳ドック ⇒ 定期的に受けた方がBest!

人間ドッグで異常が発見されると、生活習慣の改善を指示
されて、より制度の高い再検査をうけるよう指示されます。
脳ドックの場合も同じです。動脈瘤を発見いた場合は、その
大きさと動脈の形状によって手術に踏み切るか、経過を観察
するかの判断をせまられることになります。

通常は5mm以上なら手術それ未満なら経過観察としますが、
成長しているようなら小さくても手術を検討すます。
逆に動脈瘤のできた場所によっては、経過を観察せざる得ない
場合もあります。
手術によって脳の損傷が避けられず、まひなどの障害が残る
場合もあるからです。
また、ものが二重に見えるなどの自覚症状が場合は手術
優先しますが、症状がない場合は患者の年齢や、予想される
後遺障害の度合いのバランスで判断することになります。
例えば、ゴルフをかかさず、日常生活に全く支障がない
にもかかわらず大きな動脈瘤が発見された80歳の男性の
場合、破裂した場合は生命の危険は避けられませんが、
手術をした場合は半身まひなどの重い後遺障害を招く可能性
が高いと予想されます。
長い付き合いのあるケースだと、検査結果と治療の方法を
正確に伝え、自分や自分の親なら手術はしないでしょう。
残りの人生でやりたいことをやった方がいいと助言します。
また、別の医者にも検査結果を見せて意見を聞く
セカンドオピニオンを勧めることでしょう。
年齢が若い場合や扶養家族がいる場合は、より重い決断
を迫られます。
動脈瘤が必ず破裂するとは限らず、瘤が小さいほど手術後
に障害残る可能性は低いからです。
患者や家族とよく話し合うことはもちもん、手術に踏み切る
場合は医師らの技量や経験厳しく問われます
そのためドックを受ける際には、どれだけ脳外科部門が充実
しているか確かめる必要があるのです。

せきぜんそく ⇒ 風邪の後、せきだけ長引く!

せくぜんそくとは、長期間せきが続く疾患です。
珍しい病気ではなく、皇后さまがかかったことで、世間に
広く知られるようになりました。
放置しておくと、ぜんそくになる場合もあるので、治療を
受けたほうが安心です。

せきぜんそくは、3週間以上せきが続いた場合に疑います。
季節の変わり目や冬季に、鼻水、せき、喉の痛み、たん、
頭痛、発熱など風邪の症状があってから、せきだけが長引く
といったケースが多いそうです。

せきは、冷たい空気、ほこり、長電話などの軽い刺激が
きっかけで始まりやすく、眠りにつく頃に出やすいので、
寝不足になることも少なくありません。

せきぜんそくでは、気管支に炎症が生じているため
せきが出ます。この点は気管支ぜんそくと同じです。
なので、せきぜんそくは ぜんそくになりやすい体質に
近い人が発症しやすいというです。

気管支ぜんそくでは、炎症により気管支が狭くなるため、
ぜーぜーひゅーひゅーと鳴り、呼吸困難が起こります。
せきぜんそくでそうした症状がないのは、気管支ぜんそく
ほど狭くなっていないためです。
こうした せきぜんそくは、悪くすると本当のぜんそくに移行
することがあります。

せきぜんそくは、炎症を抑える吸入ステロイド薬で治療
すると早く治り、ぜんそくへの移行が抑えられます。
吸入は1日に1回か2回。大抵は2~3週間続けると治るが、
長引く人は1~2ヶ月はかかるそうです。
加えて気管支拡張薬を併用する場合が多いそうです。

いわゆる せき止めは、せきを起こす神経反射を抑える
薬で、この場合には効果がありません。

吸入ステロイド薬は、勝手に中断すると ぶり返したりする
おそれもあるので、担当医に使用法をよく相談しながら使用
しなければなりません。
また、せきが長引く場合は、「せきぜんそく」か「ぜんそく」の
可能性が高いだけでなく、他の病気のこともあり得ます
早めに呼吸器科などの専門医を受診する必要があります。

外反母趾 ⇒ 重症は手術が必要!

外反母趾(ぼし)は、足の親指の付け根が内側に傾き、親指が
外側に曲がっている状態をいいます。

靴を履いた時などに痛くて辛い場合があり、保存的療法が効かない
人などには手術がいいそうです。
外反母趾の原因はよくわかっていませんが、体質が一番の要因
うようです。

男性には少ないと思われているが、そうともいえないそうです。
足の指が曲がっていても、日常生活に支障がなければ放っておいても
特に問題はないそうです。

痛みはヒールのある靴や、足に合わない靴を履いたときに起きやすく、
その機会が女性に多いので女性の病気と見られてるそうです。
重症になると、人指しに当たる第二趾や中指に当たる第三趾の関節が
脱臼し、立つだけで痛むことがあります。
中等度くらいまでなら、母趾の付け根の関節を軟らかくしたり、足の筋肉を
鍛える運動療法足底板を用いたりする保存的療法で治療します。
こうした療法が効かないとか重症の場合は、手術が検討されます。
手術は変形した母趾の中足骨を切って軸を正しい位置に戻し、金属で
固定します。 手術時間は30分~1時間、入院期間は2日~1週間で、
3週間くらいで普通に歩く生活ができ、一ヶ月で小走りぐらいはできる
ようになるそうです。 固定した金属くを外すのは大体2ヶ月半後で、
一般には片足ずつ行います。

手術すれば大抵は痛みはなくなり、普通の日常生活を送れるそうです。
体質は変わらないので再発もあり得ますが、長時間でなければヒールの
ある靴を履くことも可能です。

十分な保存療法を行ったのに、まだ日常生活に困っているようであれば、
手術を良いとのことです。
この手術は熟練を要するので足の外科を専門としている医師を探して
治療を受ける方が良いそうです。

ストレス ⇒ 重いと心と体の病気の引き金!

ストレスには、よいストレス悪いストレスがあります。
ストレスを簡単にいうと“ある種の緊張状態”ということがいえます。
ある目的に向かって鍛錬を重ねたり、計画を完成させたり、また、
いわゆる自己実現をめざしたり。そのためには当然、緊張が必要でが、
このような緊張を克服してはじめて、人間は成長することができます。

これはよいストレスです。
一方で悪いストレスは、心や体に度を越えた緊張状態が続いたために、
病的な症状となってあらわれるものをいいます。これは精神的なトラブル
やさまざまな病気の引き金となってしまう緊張感=ストレスのことです。
一般に この「悪いストレス」をストレスと解釈されています。



ストレスの種類

物理的・化学的ストレス
 騒音、温度、湿度、けが、有害物質、薬物、大気汚染など。
生理的ストレス
 過労、睡眠不足、栄養不足、ウイルス、細菌感染など。
心理的・社会的ストレス
 人間関係の葛藤、欲求不満、不安、心配、緊張、怒り、失望など。

ストレスをため、発散できないでいると体のバランスが崩れて、
さまざまな症状があらわれてきます。
心と体の間には、密接な関係があり、重いストレスを感じると、

それが体のどこかに影響を及ぼし、身体症状として表れます。
なので、「ちょっと調子が悪いだけ」と甘く見てはダメなのです。
体調の変化は、心が重い負担を抱えているというSOS信号かも
しれないからです。

ストレスはいろいろな病気の引き金になります!

ストレスが原因の心の病気
うつ病
脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が不足し、憂うつ、不眠、倦怠感、
食欲不振、焦燥感、意欲の低下、自殺企図などの症状が現れます。

治療には 抗うつ薬が使われることが多く、物事の捉え方を考え直す

「認知療法」などによる心理療法が併用して行われることもあります。

専門医は、主に精神科となります。


神経症
「不安」を主訴とする心の病気で、過敏で神経質な性格から、一般的な人が
気にしないようなことに対しても、不安でいてもたってもいられなくなります。
代表的なものには、突然不安に襲われて、呼吸困難、動悸などの発作が

出る「パニック障害」や、高所恐怖、会食恐怖のように、特定のことに過剰な
恐怖を感じる「恐怖症」、一つの行動にこだわって、ずっとそれを続けてしまう
「強迫神経症」などがあります。

治療には、症状に応じて抗うつ薬や抗不安薬を使い、「自律訓練法」などの

リラクゼーション法、少しずつ不安に慣れていく行動療法などが行われる
ことがあります。

専門医は、主に精神科神経科となります。



ストレスが原因の体の病気
心身症
強いストレスを受けたとき、そのショックによって健康が壊れる身体的な病気。
胃潰瘍、過敏性大腸症候群、本態性高血圧、気管支喘息、片頭痛、
アトピー性皮膚炎、円形脱毛症などが代表的なものになります。
その病気の種類は100以上にも上ると言われます。

治療は、体の病気の器質的な病変を検査し、その治療を行います。
それと共に、精神的な苦痛が大きい場合には、抗不安薬などの薬物が
投与されることもあります。

 専門医は、主に心療内科なります。



・ 簡単なストレス解消法は、こちらのサイトをご参考にどうぞ!
http://stress-labo.com/2nd_5min.htm

・ あなたのストレスの診断は、こちらのサイトをご参考にどうぞ!
http://www.genic-net.com/stress/index.html

ストレス ⇒ なくすより、うまく付き合う

私たち人間は、充実した毎日を過ごすために、健康を保つことが
大切です。
体の健康には注意しやすいのですが心の健康はどうでしょうか?
毎日生活しているとストレスによってイライラするおこりっぽくなる
頭痛やめまいがする寝付きが悪くなるなど、心や体に変調を
きたすことがあります。ストレスを解消することで普段の状況に
戻りますが、大きなストレスにさらされたり、ストレスが解消できず
慢性的に続いてしまうとうつ病などの病気を引き起こしてしまう
こともあります。

ストレスは生活の中でなくせないものです。
そのため、ストレスをなくす、ストレスに勝つ というよりは
ストレスとうまく付き合うことが大切だと思います。

自然を楽しんだり、音楽を聴いたり、良い香りを嗅いだり、
五感を刺激することはストレスの解消につながります。
ストレスへの抵抗力を高めるためには自分の趣味など好きなことを
したり、バランスの良い食事を摂る、体を適度に動かす、十分な睡眠を
取るなどすると効果があります。
また、普段の生活の中で、たくさん笑ったり、感動して泣いたり感情
豊かに過ごすことで精神的にリラックスした状態になります。

ストレス解消法は人それぞれなので、自分なりのストレス解消法を
持つことが大切だと思います。
ストレスとうまく付き合い、心の健康を保てれば幸いだと思います。

・ あなたのストレスの診断は、こちらのサイトをご参考にどうぞ!
http://www.genic-net.com/stress/index.html

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http://stress-labo.com/2nd_5min.htm

骨粗しょう症 ⇒ 製剤服用で顎骨壊死に注意!

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、鬆(す)が入ったように骨の中が
スカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。
骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。
骨粗しょう症は、がんや脳卒中、心筋梗塞のようにそれ自体が生命を
おびやかす病気ではありませんが、骨粗しょう症による骨折から、
要介護状態になる人は少なくありません。

閉経後の女性を中心骨粗鬆症が増えています、その治療に
用いられるビスホスホネート系薬剤(BP製剤)によって顎骨壊死
起こることがあります
BP製剤を服用している人は、定期的に歯科医に診てもらうように
した方が良いです。

BP製剤は、骨粗鬆症の治療に用いられるエチドロン酸2ナトリウムや
アレンドロン酸ナトリウム水和物などの総称で、骨を壊す破骨細胞の
活動を抑える働きがあります。その反面、骨の再生のバランスを崩す
働きもあります。

骨は常に再生を繰り返していますが、そのバランスが崩れるといろいろな
弊害が生じるそうで
中でも歯は外界と骨を繋いでいるため、抜歯や歯周病などの契機として
顎骨壊死を起こしやすいそうです。

初期症状顎の骨の激しい痛みや歯茎の腫れ、骨の露出、骨壊死など
がありますが、ひどくなると顎の骨が変形したり、なくなったりします
そのため、BP製剤を服用している人は、副作用があることを念頭に置いて
予防を心掛けたいところです。

定期的に歯科医で歯垢(しこう)を除去してもらうとともに、日常生活では
ブラッシングを徹底して歯周病を予防し、服薬事にBP製剤が歯茎などに
残ると、潰瘍を起こしかねないので十分な水で服用する良いとのこと。
予防を心掛けていても、顎の骨の痛みや露出がある場合は、迷わず
口腔外科を受診する必要があります。

以前は経過観察をすることが多かったのですが、最近は後でに回らないために
積極的に治療するそうです。

治療の基本壊死した骨を削って粘膜を縫う手術です。
早期に治療すれば顎の変形は防げるそうです。

脳卒中 ⇒ 脳血管障害の総称です!

脳卒中は、血管の障害によって発生する症状の一つ(脳血管障害)なので、
脳血管障害、脳血管疾患のことを指します。脳梗塞脳出血クモ膜下出血
代表される脳の病気の総称です。他に、もやもや病慢性硬膜下血腫等も
脳血管障害に分類されます。
脳血管障害、脳血管疾患急激に発症したものを 脳卒中 または 脳血管発作
といいます。俗に言う、「当たった」という状態で、今はあまり言いませんが中風とも
いいます。

脳卒中による死亡者は年間14万人にのぼり、ガン、心臓病についで第3位
しめています。
入院患者数、約17万人外来患者数、約13万人で年々増加しているのが現状です。
寝たきりのお年寄りの約4割が脳卒中患者というから驚きです。


脳卒中や心筋梗塞の予防には、危険因子を取り除くことが大切です。
また、血管の保護・修復・機能維持を心がけることが重要になってきます。
血管の異常とは、血管内に異物(血栓)などが詰まってしまう場合や、血管が
破けてしまう場合があります。
こうなると末端まで血液が供給されなくなり脳神経細胞への酸素とブドウ糖などの
補給が滞ることになります。
流れ出した血液により、脳神経組織が圧迫されても障害が発生します。
また、一度詰まった血管が再び流れ出すときには、こんどは虚血・再潅流傷害
というやっかいな現象が発生し、これにより取り返しのつかない脳障害が発生する
ことがあります。


脳卒中には、以下のものがあります 

・脳の血管が破けるもの ⇒ 脳溢血   ⇒   脳内出血
                             くも幕下出血                             
                        
・脳の血管が詰まるもの ⇒ 一過性脳虚血発作
                 ⇒ 脳梗塞 ⇒ ラクナ梗塞
                            アテローム血栓性梗塞 
                           心原性脳塞栓症


以下に該当する人は危ないです!

1・常に血圧が高い
2・定期健康診断で血糖値が高いといわれた
3・肥満である
4・一瞬、手足がしびれたり舌がもつれたことがある
5・過労であり、ストレスがたまっている
6・たばこを吸っている
7・毎晩、日本酒に換算して1合以上のお酒を飲む
8・味の濃い料理が好き
9・甘いもの、脂っこい料理が好き
10・ほとんど運動しない


予防のためには、生活習慣として以下のことを気をつけましょう!

・減塩  塩分の撮りすぎは血圧を上昇させ、血液を凝固させやすくする。
2・糖尿病予防  糖尿病は動脈硬化の大きな促進原因になる。
3・禁煙  1日に10本以上の喫煙では、すわない人に比べ危険率は5倍。
4・節酒  お酒は血圧を上昇させるため、飲み過ぎ(1合以上)に注意しましょう。
5・コレステロール対策  あまり押さえ過ぎないように注意、植物性脂肪を中心にした低脂肪食を。
6・良質タンパク質の摂取  血管を丈夫にするために良質のタンパク質(特に魚)を充分摂取すること。
7・標準体重維持  肥満は高血圧、糖尿病、高コレステロール血症の温床です。
8・運動  適度な運動は血液中の善玉コレステロール(HDL)を増やす働きがあります。
9・精神安定
  ストレスや緊張は血圧を上昇させる。

虫垂がん ⇒ 盲腸と間違えることも

虫垂がん大腸がんに属するもので大腸がん全体の1%以下
しかすぎないが、症状が盲腸と呼ばれる虫垂炎に似ているので
注意が必要です。

虫垂は虫垂炎を起こすことで知られ、人の消化器は、小腸から大腸
に移行するところに盲腸があります。
虫垂は その盲腸から突き出ている 長さ6~8㌢、太さ1㌢に満たない
管状の臓器です。

虫垂がんの症状は、初期には全くない進行すると右下腹部痛
部の違和感が起こり、右下腹部にしこりを感じることもあるそうで
これらは虫垂炎の症状とよく似ています。

虫垂がんが大きくなると、盲腸に顔をだします。そうすれば、大腸内視鏡検査
で発見も可能ですが、初期には発見できないそうです。
また、CT(コンピューター断層撮影装置)による腹部の検査でなんらかの異常
写ったとしても、それが悪性かどうかは診断ができません
実際、虫垂炎と診断され、手術をして初めて虫垂がんと分かるケースが
少なくないのです。

虫垂がんは、リンパ節や肺、肝臓への移転がしやすい(せん)と、
袋状ののう胞を形成する粘液のう胞腺がん大別できます。
後者は リンパ節や他臓器への転移はまれですが、のう胞が破れると、
腹の中に がん細胞をまき散らします。


治療として

治療は手術が基本で、虫垂をはじめとして、近くのリンパ節と大腸の
右半分を切除する手術を行うことが多いそうです。
大腸の右半分に がんが発生した場合の治療法に準じた方法のようです。

治療すれば、移転の程度にもよりますが、全体として半数以上は治るそうです
虫垂炎と診断されたときは、虫垂がんの可能性がないわけではありません。
虫垂炎では、がんかどうかの病理検査をしてるはずです。
検査結果を確かめることは、大事に至らないためにも大切かもしれません。

てんかん ⇒ 原因別で3種類のてんかん

てんかんというと、痙攣(けいれん)を起こして卒倒し、アワを吹く
病気を思い浮かべるのではないでしょうか。 しかし、てんかんの
発作は実に多彩で、卒倒して全身がガクガクと震えるなどはた目
からみてわかる発作から、突然ぼんやりとするような、一見して
てんかんとわかりにくい発作もあります。

てんかん発作は年齢、性、人種にかかわらず外傷、中毒、脳卒中、
脳腫瘍、発生異常など種々の原因でも起ります。脳神経細胞は
お互いに電気的信号によって通信していますが、一群の神経細胞
から異常な電気信号が発射されるとてんかん発作が起ります。

てんかんには3種類あります。
1)てんかんで原因が明確な場合を、「症候性てんかん
2)原因が推定される場合は「潜因性てんかん
3)原因不明の場合には「特発性てんかん」 最も頻度が多い。

てんかんは、神経疾患の中では最も多い疾患の一つで、
罹病率は人口10万人につき0.5人です。
日本の人口を1億2000万人とすると、60万人の患者がいる
ことになります。
年間平均発病率は人口10万人につき30人です。
てんかん患者の50%は10歳以前に発症し、大人になると
多くの例で発作はおこらなくなるそうです


治療について

てんかんは慢性に経過する病気であるといわれていますが、
子どものてんかんでは発症早期に治療を開始することができれば
高い確率で発作を抑制することが可能とされています。
逆に、未治療の期間が長ければ長いほど薬物療法で発作を
抑えることが難しくなってくると考えられています。
たとえ発作が軽くても、それが繰り返し起こればやがて脳が発作に
なじんでしまい、治るのが難しくなります。てんかん発作が現れたら、
早期に薬物療法を開始し、できるだけ脳を発作にさらさないようにする
ことが重要です。

抗てんかん薬による内科的治療と外科的治療の2つがあり、通常、
内科的に薬物投与します。抗てんかん薬の選択は、発作のタイプ、
発作の頻度、薬の副作用、患者さんの年齢などを基準にして決めます。

治療について、詳しくは こちらのサイトをご参考にしてください!
http://www.mental-navi.net/tenkan/chiryo/yb_ko-yaku.html

脳溢血 ⇒ 特に50代男性は注意

脳溢血50歳以上男性に多く、動脈硬化症高血圧によって
脳内の動脈が切れる病気で、脳出血とも呼ばれています。
現在は高血圧性脳内出血とか高血圧性脳出血と言います。
以前は高血圧の人が多くて、脳溢血も多かったんですが、
近年では血圧の薬が発達し血圧の高い人が少なくなったので、
脳溢血は少なくなりました。
脳溢血は大きく分けて「脳内出血」と「くも膜下出血」に分かれます。
脳内出血は脳の中にある細い血管が破裂して脳の中に血の塊
(血腫)をつくる病気です。
くも膜下出血は脳の比較的太い血管にできた血管のこぶ(脳動脈瘤)
が破裂して、脳の周りに出血したものです。
昔は脳溢血=中風と言う感じがありましたが、今は脳梗塞が
圧倒的に多いとのことです

脳溢血は脳内が直接出血をするので脳のダメージも大きく
また手足を動かす神経のそばで出血する場合が多いので、
たとえ命を取り留めたとしても麻痺が残るケースが多いのです

症 状 は

活動時に突然起きる事が多く、意識障害や手足の麻痺などは急速
(大抵数時間以内)に進行します。
ただし、出血の度合いが小さい時には症状は軽く、脳硬塞と間違いやすい。
また、しばしば前ぶれとして頭痛を伴います

治 療 は

血塊を除去するため手術による治療方法となります。
血腫の形成が原因となっているため止血と共に血腫を取り除く
ことが基本になります。
薬物療法では脳圧降下薬、ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬などに
よる治療法になります。


予 防 は

基本は 日ごろから適度な運動と休養を心掛け喫煙や飲酒などに
注意し、良い生活を習慣付けることが基本になります。
日常生活で以下の事項を心掛けるようにします。

① 食品をバランス良く摂る
② 腹八分目を守る
③ 薄味を心掛け、塩分の摂り過ぎに注意する
④ 動物性脂肪を摂り過ぎない
⑤ ビタミン類を十分に取る
⑥ 食物繊維を十分に取る
⑦ カルシウムを十分に取る
⑧ 糖分は控えめに
⑨ 1日3食を規則正しく
⑩ 外食は1日1回以内に
 

脳梗塞 ⇒ 種類は3タイプ 納豆で予防!

脳梗塞は、脳の血管が細くなったり、血管に血栓(血のかたまり)
が詰まったりして、脳に酸素や栄養が送られなくなるために、脳の
細胞が障害を受ける病気です。
症状やその程度は障害を受けた脳の場所と範囲によって異なりますが、
詰まった周りの脳細胞が壊死することで、通常はマヒとか半身不随
症状が出ます。
脳梗塞は詰まる血管の太さやその詰まり方によって3つのタイプ
ラクナ梗塞、アテローム血栓性梗塞、心原性脳塞栓症に分けられます。

脳が正常に働くためには十分な血液の流れが必要ですので、脳梗塞
に対してはできるだけ早く治療を開始して血液の流れを良くすることが
重要です。
脳梗塞の診断では、頭部CTやMRIの撮影、胸部のX線撮影、血液検査
などの臨床検査、心電図、内科的や神経学的診察を急いで行います

脳梗塞(特に急性期)の治療について

脳梗塞の急性期の治療は、薬による内科的な治療が中心になります。
現在日本では、脳梗塞(急性期)の治療においては、「血液の固まりを
溶かす薬」、「脳を保護する薬」、「脳のむくみ(腫れ)を抑える薬」、
血液の固まりを抑える薬」による治療などが行われています。
脳梗塞急性期における薬による治療は、神経症状(手足の麻痺やしびれ
うまくしゃべれない、目が見えにくいなど)を改善することにより、日常生活
における動作の障害を最小限に止めることが目的です。

脳梗塞の予防について

予防法で一番大事なのは、血栓ができる元を作らないことです
それには血管壁を傷つけないことが重要です。
血管壁を傷つけないようにするには、度なストレスを与えないことや
高血圧にならない事です。
ストレスや高血圧を防ぐ? もう既このような状態だと言う人も多いと
思いますが、そのような人は ⇒ 血栓を溶かす酵素「ナットウキナーゼ」
を補えば良いそうですです。(1日2食 納豆を食べる

私たちの体の中に元々ある血栓を溶かす酵素は年齢とともに(30代頃から)
徐々に減っていくそうなので、不足した酵素の代わりに納豆に含まれる
ナットウキナーゼを補給してあげれば良いそうです。
ナットウキナーゼの血栓を溶解する能力は非常に強いとのことで、例えば、
一般 的には心筋梗塞の発作直後の治療では、ウロキナーゼという
血栓溶解剤を処方しますが、これと同じ効果が納豆100グラム、つまり市販の
納豆2パック分のナットウキナーゼで得られるそうです。
血栓溶解剤ウロキナーゼは、値段が数十万円と高いのに、注射をしても効果は
 数十分しか持続しません。 これに対して、ナットウキナーゼは8時間 血液の
固まりを溶かす作用を持続するそうです。 ですから納豆を毎日食べていれば
微小脳梗塞の予防と治療が出来るという訳です。
とにかく納豆をたくさん食べることで、血管の健康を保つことができるようです

股関節症 ⇒ 女性に多い 変形性股関節症

股関節(こかんせつ)上半身と下半身の継ぎ目で、上半身の
重さを支える股関節は負担が大きく傷みやすい関節です。
 変形性股関節症圧倒的に女性に多いそうです
長い間 痛みに耐えてから医療機関を受診するころには、
既にかなり悪化してる場合が多いそうです。
早期発見し、股関節に配慮した生活を送れば、病気の進行
遅らせることができるそうです

骨盤と大腿(だいたい)骨をつなぐ股関節には関節軟骨があって、
滑らかな動きが可能な仕組みになっています。
変形股関節症とは、加齢や体重の影響でこの軟骨がすり減った
いわば機械疲労の状態です。

日本の女性は股関節の形成不全があり、構造がきゃしゃな人が
多く、全患者さんの8割はこのタイプとのことです。
若いころから 少しずつ進行していく病気だが、50代になり進行
した状態になってから痛みの症状が現れることも多いそうです
残念ながら 一度すり減った骨は元には戻らない進行を
遅らせるためには体が発するサインを見落とさないことが重要
です。

痛みまでいかなくても、以前から長い間歩いた後に鼠形(そけい)
部や骨盤部に疲労感や違和感があったと訴える人も多いのです。
腰痛や坐骨神経痛と間違われる場合もあり、痛みや股のねじり
動作に左右差がある場合は、関節の専門医のいる病院で診て
もらうのが良いでしょう。

治療の基本減量、つえ、運動です。
特に推奨されるのが毎日のストレッチ週2回程の水中歩行です。
ストレッチは痛みが誘発される一歩手前で止めるのがコツです。
これ以上やると痛くなるという限界を認識して、自分の生活を
股関節の状況に調和させていくこと。薬は常用するのではなく
調子の悪いときに使うことが正しい方法です。

関節症が進行した高齢者には、股関節を人口股関節に置き換える
方法もあります。
入院期間は最低2週間だが、リハビリを含めれば4週間ほどに
なります。手術の基本的な考え方は入れ歯や差し歯と同じで、
順調にいけば痛みが取れ、旅行や買い物も楽しめるようになります。
手術後は股関節の深い屈曲は避けた方がいいのですが、正座
自転車に乗るくらいなら まず問題はないそうです

乳がん ⇒ 閉経後でもかかります

乳がんの原因は、まず第一に体内で作られるホルモンに大きく関係
がありす。

そもそもホルモンは代謝を調節することで、身体の機能が正常に働き、
身体の状態がいつも良好になるように作用しています。
中でも女性ホルモンとしては、卵巣から分泌されるエストロゲン卵胞
ホルモン)、プロゲステロン黄体ホルモン)の2種類があります。
乳がんの原因はこの2つのうちの「エストロゲン」が重要な関わりをしています
以下にあげるリスク要因の中でも、体内におけるのエストロゲンのレベル
によって影響をされるものが多く見られます。
実際に体内のエストロゲンの量が多い事、また、体外からの経口避妊薬
使用閉経後のホルモン補充療法によるホルモンの摂取により乳がんの
リスクが高くなるということも言われています。

乳がんのリスクが高くなる要因

初潮年齢が早い
・閉経年齢が遅い
・出産経験が少ない
・閉経後の肥満
・家族歴がある
・身長が高い
(思春期の時期に早く女性ホルモンが出ると
             身長が高くなる 傾向があるそうです)
生活習慣においては、飲酒習慣により乳がんリスクは高くなっています
また逆に、運動による乳がんの予防効果は高く評価されています。


 閉経後でも乳がんになる

年を重ねるにつれて乳腺自体も縮んでいきますが、少しだけは残っています。
その残っている乳腺にガンが出来てしまうと増殖して広がってしまいます。
閉経後のエストロゲンは主に脂肪細胞で作られます。
そのため太っている人は閉経後であっても乳がんに対して注意が必要です。


乳がんの発症を予防するために

胃腸障害: 胃もたれ ⇒ 機能性胃腸症の可能性あります

胃が持たれる、食欲がないなどの症状改善に漢方が効果を発揮
するそうです。
機能性胃腸症とは、一般的検査では胃の粘膜にただれなどの
器質的(組織)的変化が認められないのに胃の痛みをはじめ
とした症状腹部膨満感、吐き気・おう吐、食欲不振、胃のもたれ
胸やけなどを示す症候群で、最近の一年間で合計12週以上続く
ものをいいます。

胃は本来は、膨らんだ風船のように丸い形をしているのではなく、
膨らむ前の平らな袋のようになっています。
そこへ食べ物が入ってくると風船のように膨らんで食べ物を
貯蔵し、消化するため胃酸を混ぜ、こねて食べ物をかゆ状態にして
蠕動(ぜんどう)運動によって十二指腸へ送り出します。
しかし、食べ物が入ってきても胃が膨らまないと消化ができず
送り出しつまり排出ができなくなります
そうなると、胃もたれ、食欲不振、胃痛、胸やけといった症状
おこるそうです。

症状の原因が慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんなどの病気によるものか
どうか検査して、病気が見つかれば、それらに対応した治療が必要に
なります。病気が特定できない場合は、漢方が効果を発揮するそうです


漢方を食事の30分前に服用する

六君子湯(りっくんしとう)は胃の働きを良くする漢方薬で、胃を広げて
胃もたれや食欲不振を解消します。
日頃は食欲があり胃もたれもないが、食べ過ぎ飲み過ぎで胃が張って
仕方がないときは半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を、痩せていて
食欲不振や胃痛の人には安中散(あんちゅうさん)を処方すると
胃酸の過剰分泌を抑えるそうです

漢方に付いて 詳しく知りたい方は こちらのサイトをご覧ください。
http://davincisapprentice.blogspot.com/2008/01/blog-post_2752.html

機能性胃腸症では、漢方を一日3回、食事の30分前に服用します。
まず、2週間服用して経過を見ます
効く人は1~2週間で空腹を感じ、胃もたれなどの症状が改善します。

ただ、薬だけに頼らないで、暴飲暴食を避け食事をきちんと取り、
運動を心掛けて、睡眠を十分に取るなど、規則正しい生活を送る
ことも忘れてはいけません。

脳腫瘍・動脈瘤 ⇒ 脳ドックで早期発見

病気を探し出すために、体のさまざまな部分を検査する健康診断や
人間ドックがあります。
しかし、昔は人間の最も重要な臓器の一つである脳はほとんど対象とは
されていませんでした。
脳の病気がないのならいいのでしょうが、ラクナ梗塞を含む脳梗塞
脳腫瘍くも幕下出血原因となる脳動脈瘤など、生命にかかわる
病気は少なくありませんむしろ多いといっても過言ではないでしょう。

そこで、20年ほど前から脳の状態を定期的に調べ、病気やその前兆と
なる異常がないか確かめる脳ドックが始まったのです

当初は脳動脈瘤の発見が主な目的でしたが、機器の進歩や診断法の
改良が進み、脳腫瘍アルツハイマー型認知症の前兆である海馬の
委縮なども対象になりました。

検査は、頭蓋骨に守られた脳の中を調べるために CT ⇒ コンピューター
断層撮影装MRI ⇒ 磁気共鳴画像診断装置を使って脳の血管の形
などを読み取ります。
もし治療が必要なら、血管の中に細い管を入れてこぶ状に膨れ上がった
血管の内部にコイルを詰め込んで破裂しなくしたり、頭蓋骨に穴を開け
て腫瘍を切除したりします。

検査も治療も大掛かりになりがちですが、その価値はあるといえます。
例えば、くも幕下出血は脳卒中の中でも特に怖い病気で、患者の約3割が
ほぼ即死。治療が間に合っても3割の患者は肢体麻痺など重い障害
残ります。
また、10時間以上かかる手術も珍しくないため、治療にかかる費用も
かさみ、後遺障害が残れば その後の介護もかかせません。

一方、くも幕下出血の原因となる動脈瘤を早期に発見して治療できれば、
ほとんど助かり、後遺症もの残りません

他の病気と同様に早期発見が大切なので、病気のリスクが高くなる
40歳以上の人は脳ドックを定期的に受けることが大事です。

統合失調症の恐れあり! ⇒ 幻聴・妄想の起きる人

統合失調症は、心の病の一つ実際には存在しない声や音が
聞こえる幻聴あり得ないことを信じ込んでしまう妄想頭の中が
混乱して考えがまとまらなくなる思考障害興奮症状等があり、
これらはまとめて陽性症状と呼ばれます。

また意欲の低下や自閉傾向(閉じこもりがちなこと)など、エネルギー
無くなったような状態になることも多く、これらは陰性症状と呼ばれます。

症状には個人差があります。

10代から40代くらいまでの比較的若い世代に起きやすく
100人1人割合でかかる病気です。
決して珍しい病気ではないのです

この病気の特長は、症状が出ていないときは、普通の人と何ら変わりが
ないことです。 多くは20歳前後に発病しますが、幻覚や妄想は、本人に
とって全くの現実感じられるため発病を自覚できないことがあります。
本人より先に家族や友人が異変に気づくことも多いようです。


原 因

原因は はっきりしていませんが、その人の生まれ持った素質生まれて
からの能力・ストレスに対する対応力ストレスを引き起こすような環境要件
などが絡み合って発症するそうです。

脳内には神経伝達物質と呼ばれる物質が存在し、その量の異常も関係

していると考えられています。
この「神経伝達物質」が過剰に働いてしまうと、情報伝達に混乱をきたして
しまい、幻覚・幻聴といった症状が出現するのではと考えられています。
神経伝達物質の種類かなり多いのですが、統合失調症で注目されている
のは、「ドーパミン」とよばれる神経伝達物質です。


治 療

治療は、薬物療法精神科リハビリテーション等があります。

薬物療法では、抗精神病薬という、神経伝達物質の量を調整する薬を用

います。薬の進歩は目覚しく、最近の抗精神病薬は幻覚や妄想を取り去る
だけでなく、従来の薬では難しかった陰性症状の改善にも効果があります。

精神科リハビリテーションは、その名の通り精神の不調をリハビリする

ことです。症状によって仕事や学校等の社会生活ができなくなっている
ことも多いので、集団でスポーツやゲーム、対人交流の練習等を行って
社会復帰の訓練をします。