寒い季節になって空気が乾燥すると、肌のかゆみを訴える
高齢者が増えるようです。
かゆみ対策は、風呂から上がって10分以内に腕やすね、
太ももなどの かゆみの出るところに保湿剤をまんべんなく
塗ると良いそうです。
肌の表面は皮脂膜で覆われて、その下の角層は角質細胞
や天然保湿因子といった潤いを保つ成分により適度に水分
が保たれ肌を守っています。
ところが、年齢を重ねると新陳代謝が低下するため、皮脂膜
や細胞間脂質、天然保湿因子などが減少してきます。
その上、冬には空気が乾燥し皮膚の水分が奪われやすくなる
など肌にとって悪い条件が重なります。
皮膚が乾燥すると、皮膚の下方にある神経が表面近くまで
伸びてくるため、外部からのわずかな刺激でかゆみを感じる
ようになります。
このため、特に冬の間は風呂で体を洗うとき、せっけんや
ボディーシャンプーを泡立てて、手に取った泡を体に塗って、
なでるようにして洗うとよいそうです。
そして、洗った後はよく流すことです。
また、ナイロンのタオルやスポンジなどで体をこすると肌が
傷つくので控えるようにします。
風呂から上がって肌が乾燥しない10分の間に、自分の肌に
合う保湿クリームを手の平で満遍なく塗るとかゆみ対策に
なります。
台所仕事で水や湯を使った後は、ハンドクリームなどを手だけ
なく、爪の先まで塗っておくのも有効です。
こうした、スキンケアをしても、かゆみが治らないで湿疹が
出始めたら、すぐに皮膚科を受診します。
皮膚科ではステロイド剤(副腎皮質ホルモン)や坑ヒスタミン薬
などを処方します。
症状によってはアトピー性皮膚炎やじんましんなど他にかゆみの
原因となる病気があるかどうかを検査します。
かゆみは高年齢の男性に多くみられる症状なので、それらの年代
の人はスキンケアの励行を忘れないで行うようにした方が良いです。